見栄と自身は似ているけれど じつはまったく真逆な心理状態

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見栄と自身は似ているけれど
じつはまったく真逆な心理状態
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さて

 

僕の元には
占い師見習いが何人かいまして、

「占い師になるには
どんな技量が必要ですか」

とよく質問されます。

 

一言で言うと
「自信」が大切です。

 

ところで
自信は、見栄と似ています。

 

「見栄と自信」

 

ちょっと似てるけれど
実はまったく真逆な心理状態です。

 

自信がない人ほど見栄っ張り。

 

見栄を張る
自分を大きく見せようとする人は
じつは自信がない証拠なんです。

 

「人縁がない」
「異性運が弱い」
という人がいますが、

あれはつまり
「人を見抜く力」が緩いわけです。

 

見栄と自信の違いを
見抜けないわけです。

 

他人の自慢話は
話半分に聞いておくべきです。

 

「俺は10人の女性と付き合った」
という男がいたら、

その内半分くらいは
数回デートして程度も
含まれています。

 

「有名人と友だちだった」
と聞いたら、
実際はただの顔見知り。

 

自慢話は
自分をよく見せるためにするもの。

 

つい大げさになってしまいます。

 

自分に自信のない人は
他人からバカにされることを怖れ
ゴテゴテ飾って見せようとします。

 

しかし、そもそも
自分をよく見せようとする行為が
自分に自信が持てない原因になるのです。

 

できないことを
出来るように見せようとするから、

「本当の自分がしられたら
どうしよう。。。」

と怯えてしまうのです。

 

精一杯背伸びをして
自分を大きく見せることが
逆効果となるんです。

 

背伸びをした状態では、
走り続けられません。

 

全力で走るためには、
まず地面に足をつけておく。

 

地に足をつけて全力で走れば、
好結果につながるでしょう。

 

が、背伸びをしたら
まったく速く走れません。

 

自信をもつ方法は
つねに8割くらいを見せておくこと。

 

高く評価されようとして
ぎりぎりいっぱいを演じたら

それ以上保評価は得られません。

 

せいぜいボロを出さないよう
不安に怯えるだけです。

 

「能ある鷹は爪を隠す」
と言いますよね。

 

自信とは
実力を見せつけるのではなく、

忍ばせることによって
養われるのです。

 

7~8割の自分を見せておけば
常に心に余裕が残ります。

 

しかし、どうしても凡人は、
120%を見せようとしがち。

 

それは、まるで
クレジットカードで借金し、
身の丈以上の生活をすると同義。

 

ツケはいつか
払わなければなりません。

 

向上するために、
努力は続けるべきです。

 

しかし、見栄を張って
他人に見せびらかすことは別問題。

 

実際以上に見せようとする、
その考えを捨てない限り、

それだけ必死に努力しても
実力は発揮されません。

 

見栄を追い越すことは無いので、
自分に自信を持つことは不可能です。

 

大切なのは、
見栄を捨てる「勇気」を持つこと。

 

次回は「勇気」について
さらに深く書いてみようと思います。

 

 

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