嫉妬心があるから目標ができ、 活きる原動力となる

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嫉妬心があるから目標ができ、
活きる原動力となる
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ひとは誰でも成長したい
と考えています。

 

しかし、

成長したくても
なかなかできない。

 

そればかりか、

堕落してしまうことも
よくあります。

 

ひとを成長させたり、
堕落させたりするものに
「嫉妬」という感情があります。

 

いいイメージなんて、
ほぼ無いですよね。

 

ほとんどの人が

「できることなら
嫉妬なんかしたくない」

と思ってるはず。

 

とは言っても、

嫉妬心は誰しもが
抱える感情なのです。

 

「自分は嫉妬などしない」
という人がいたとしても、

それは自分の嫉妬心に
気付いていないだけのこと。

 

よく勘違いされるんですが、

嫉妬する事自体は
問題ではないんです。

 

問題は
「嫉妬心の扱い方」です。

 

嫉妬というのは
裏を返せば「憧れ」です。

 

そもそも嫉妬なんてのは
「身近な自分と差のない人」
に対して抱く感情です。

 

その対象が、

実力が及ばない遠い存在なら
「憧れ」に変わるわけです。

 

「嫉妬」と「憧れ」

 

似たような心の動きですが、
言葉の印象はだいぶ違いますよね。

 

その違いは、
相手を認めているかどうかです。

 

「あの人には、
あの人なりの能力があって、
それが個性。そして
自分には自分の個性がある」

 

このような感覚があれば
なんの問題ないのです。

 

基本的に他人と自分とは
まったく別の存在。

 

能力も違えば、
生活の環境も違う。

 

そういう部分を認識することで
「有意義な嫉妬」が生まれます。

 

嫉妬という自分の心の動きを
よく観察することがポイント。

 

「嫉妬した」を言い換えれば
「憧れを抱いた」となる。

 

憧れを抱いたということは
「自分の目標を見つけた」
でもあるんです。

 

人間の心は、
実に複雑にできています。

 

自分が目指す目標を見つけても、
それをライバルに先を越されたら

それに対して苛立ち、妬み、
憎悪するようにできているんです。

 

ですから嫉妬心とは、

自分から一番近い憧れや、
目標に対して抱く感情なのです。

 

人は嫉妬を抱くと、

次にその感情のパワーを
別の感情に変えようとします。

 

この時に大きく2つの方向に
分かれるわけです。

 

ひとつは、妬みや憎悪。

 

たとえば
「なんとかライバルを排除したい」
というマイナスの感情ですね。

 

顔も見たくないし、
できれば考えたくもないけど、

どうしても頭から離れない。

 

そうやって思い悩んでいるだけで
疲れてしまうわけです。

 

もう一つは、競争心です。

 

「自分もウカウカしてらんない!」
と考えて、行動に移す。

 

あいつがせいかをあげてるんだから、
自分も負けずに頑張ろう。

という、
プラスのエネルギーです。

 

嫉妬心があるから目標ができ、
活きる原動力となる。

 

つまり嫉妬の対象とは、
自分を向上させるための目標です。

嫉妬心を抱いてしまう相手とは、

 

自分を向上させてくれる
「好ましい人間関係」
にあるわけです。

 

嫉妬心は、決して
抑えるものではありません。

 

「べつに
嫉妬なんかじゃない!」

と斜に構えるよりも、

「いやぁ、じつは
嫉妬してるんだよね」

と素直に言い放った方が
よっぽどクールなんです。

 

嫉妬し、相手を認めて受け入れ、
現実的な判断で解決していく。

 

そういった心の状態を
意識することで成長するんです。

 

嫉妬に限らず人の「感情」は、
心の動きをコントロールするだけで
大きな原動力に変換できます。

 

こういったコントロール
自在に扱える人が「できる人」

つまり、

成功の近道を知る達人
といえるわけです。

 

 

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