冬に身体を冷やし過ぎると 免疫力が落ちて春にこじらせる

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冬に身体を冷やし過ぎると
免疫力が落ちて春にこじらせる
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じつは、ぼく
あんまり自分の身体の
心配をしないんです。

 

なぜかというと、

自分の体調は自分で
なんとかできるからです。

 

問題なのは他人の健康です。

 

あなたの健康を
ぼくが守ることができない。

 

家族やスタッフをはじめ
生徒さんたちの体調不良。。。

 

これが、ぼくの
唯一にして最大の悩みなのです。

 

さて、

季節にそぐわない気候や室温が
「病気を運んでくる邪なるもの」
だと、先日お話しました。

 

その「邪なるもの」には
6種類あるのです。

 

大自然の気象の状態を

「風・寒・暑・湿・燥・火」

という6つの気象現象に区別し、
これらを「六気」といいます。

 

その6つある邪のうちで、

もっとも厄介なのが「風」の邪、
つまり「風邪」なのです。

 

なぜ厄介かというと、

風邪は他の5つの邪に比べ、
動くことを好む性質だからです。

 

そして、軽くて柔軟な
イメージもあります。

 

ですから
単体で作用するのみならず

他の邪と結びつく特性を
持っているのです。

 

九星でいうと
風邪は「四緑木星」です。

 

ちなみに「冷え」は、
一白水星です。

 

四緑は木性なので、
春の季節です。

 

一白は水性ですから
冬の季節ですよね。

 

冬に身体を冷やしすぎると
免疫力が落ちて、
春にこじらせてしまうのです。

 

風邪が他の邪と結びついて、
体内に入り込み、

動き回るため、身体の隅々まで
邪を浸透させてしまうわけです。

 

風邪だけならば
被害は軽いですが

他の邪と結びつくから
厄介な邪となるのです。

 

「風邪は万病のもと」

とは、
そうした意味なんです。

 

では、

万病のもとになる風邪に、
どうやって対抗するか。

 

これは意外と簡単です。

 

そのそも風邪っていうのは
季節外れの気候が原因です。

 

だから、

季節に沿った生活を
すればいいわけです。

 

それが「四季別の養生訓」

 

「早寝早起きして
規則正しい生活をしよう!」

 

お母さんや学校の先生に、
よく言われたセリフですね。

 

あまりにも当たり前すぎて
「耳にタコ」なこのアドバイス

 

しかし、仕事や生活に追われて
つい蔑ろにしてしまう健康法。

 

この養生訓こそ、
古代中国人たちが編み出した
老いに対応する手段なんです。

 

伝説上の王「黄帝」は
臣下に問いました。

 

「昔ひとは100歳で元気だったのに
いまは50歳でよぼよぼ。
どうしてなんだ?」

 

その問いに対して
臣下の医師が答えたのが、
3つの理由と対処法でした。

 

その中のひとつが
「四季ごとの養生法」
だったのです。

 

 

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