自分の願望をお金に換えるのは 「奉仕の心」と「弁論の才能」

鑑定をする際、
ぼくは紫微斗数とともに
四柱推命も使っています。

 

四柱推命
もっとも有名な中国の占いです。

 

その四柱推命には、

食神(しょくじん)
傷官(しょうかん)

という星があります。

 

食神は「食禄の神」ともいわれ、
食べるのに困らないという恵みの星

とされています。

 

そこから「奉仕の心」
という言葉が派生します。

 

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
自分の願望をお金に換えるのは
「奉仕の心」と「弁論の才能」
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

 

傷官は技術や才能をあらわし、
喋るのが得意な星です。

 

この2星には、
もうひとつの重要な役割があります。

 

それが、
我(自分)とお金を結びつける役割です。

 

自分の願望をお金という形にする、
ありがたい星なんです。

 

言い換えると、

自分の願望をお金に換えるのは
「奉仕の心」と「弁論の才能」
という意味になるでしょう。

 

そういった意味で食神と傷官は
ネゴシエーションの星」
と言えるかもしれません。

 

ネゴシエーション
関係を構築する術です。

 

例えば、
好きな人と付き合いたい場合、

当然、相手にもメリットがなければ
交渉は成立しません。

 

「私と付き合えば、
こんな幸せなことがあるよ」

 

というように、

相手にとって有益な情報を
提供するわけです。

 

間違っても
脅迫しちゃダメですよね。

 

「私と付き合わないなら怨んでやる!」

 

これでは、
交渉以前の問題。

 

まぁこれは極端な例ですが、
交渉が下手な人は
こうなりやすいんです。

 

「勝つか負けるか」を意識すると

どうしても強行的に
なってしまうんですね。

 

交渉は戦いではありません。

 

相手の身になって考えることが
ポイントなのです。

 

子どもの頃
通っている塾が
好きな子の家の近くだっただけで
ドキドキしたものです。

 

塾がその子の近所だというだけで。

 

「塾に行く」という
違う目的で訪れたはずなのに、

近所にあるというだけで、
存在を思い起こさせちゃう。

 

ビジネスの場合も、
この感覚と似ています。

 

ぼくは渋谷に事務所を構えていますが、
これも関係構築術のひとつです。

 

「相手に来てもらいやすい場所」
という条件で事務所を構えるのです。

 

交通の便がいいところ、
関係者がよく訪れる場所、
東京で誰もが知っている都市です。

 

以前一緒に仕事をした相手が、
たまたま近所を通りかかった時、

 

「あ、そういえば、ここら辺に
あの人の店があったな」

 

と、常に思い出してもらう。

 

このイメージのしやすさなどは、
相手との関係を続けていく上で
重要なポイントです。

 

ネゴシエーション(交渉)は、

食神・傷官を持っていないと
なかなか難しいです。

 

さらに紫微斗数では
巨門(こもん)という星が
ネゴシエーションを司ります。

 

 

f:id:icbm42239203:20201215120458j:plain