他人にやってもらうことで 初めて存在を確立できる

太陽は、海面に映った姿をみて、
初めて自分の姿を確認できます。

 

海面は太陽に照らされることで
輝きを増し、存在をアピールできます。

 

占い師や経営者にも、
これと似たような側面があります。

 

それは、

他人にやってもらうことで
初めて存在を確立できる

という点。

 

いわゆるデキル占い師や経営者が
得意としていることです。

 

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
他人にやってもらうことで
初めて存在を確立できる
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

 

僕が経営者の相談にのるとき、
もちろん占いを使います。

 

が、占い師としての「経験」も
最大限に活用するわけです。

 

長年、経営者として
ビジネスにも携わってきた。

 

そこで、

「経営者」と「占い師」には
共通点があることに気が付きました。

 

それは「洞察力」です。

 

優秀な占い師は
洞察力が磨かれています。

 

そもそも「占い」とは、

その人がもつ性質が
現実にどう及ぼすか、

これを推察する道具に過ぎません。

 

具体的なアドバイスには、
経験と洞察力が必要になってきます。

 

これは有能な経営者たちも、
必ず持っている能力でもあります。

 

たとえば「人材を見る目」

 

従業員を採用するとき、
応募してくるのは初めて会う人です。

 

途中でやめてしまう人か、
長く貢献してくれる人なのか。

 

優秀な経営者は、
質問への回答、身振り、表情から、
それらを見抜く目を持っています。

 

占い師ならば、まず依頼者が
どういった言葉を求めているのか、
洞察力によって見抜くのです。

 

そして占いの結果を、
それに応じた適切な表現で
伝えるわけです。

 

優秀な占い師は、
結果を伝えるだけではなく、

依頼者のモチベーションをあげて、
開運するようアクションを
起こしてもらうわけです。

 

告白する勇気のない人には
未来の結果や相手の気持ち、

その対策を伝えて
告白できる勇気を授けます。

 

分かれた人を忘れられない場合には、
未来に起こりうる新しい出会いと
その因果を調べ、
時期と希望を授けます。

 

これを経営者に置き換えると、

みずから作業はせず、
会社が目指す方向と目的を説き、

その為に必要な作業を指示して
従業員を動かします。

 

従業員のやる気を引き出すため、
環境を整備し、問題点を改善し、
ひとりひとりの自己実現を促します。

 

占い師と経営者は立場こそ違いますが、
両社とも「自ら動く」ことはありません。
人にやってもらうことが仕事なのです。

 

ですから、逆に、
「自分でやらないと気が済まない」
「モタモタするのがイラっとする」
という人は、

占い師にも経営者にも
向いていないでしょう。

 

期待し過ぎると、
期待通りにいかないので
イライラしてしまう。

 

他人に対して
過度に期待してしまう。

 

他人を信じることができないから、
すべて自分でやらないと
気が済まなくなる。

 

有能な占い師や経営者は、

相手に対して
期待することはありません。

 

ある意味「できなくて当然」と
思っているところがあります。

 

にも関わらず、
やらせてみるわけです。

 

あえて信じてみるわけです。

 

相手も期待されてないから、
プレッシャーを感じることなく
行動出来ます。

 

だから失敗を恐れず
チャレンジもできます。

 

信じられていると感じるから、
モチベーションも上がります。

 

孤独を感じずに
安心して取り組めるわけです。

 

これが

「できる占い師」と
「できる経営者」の共通点

というわけです。

 

 

f:id:icbm42239203:20201215120458j:plain