人から認められて充実感を得る これが生きるための原動力

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人から認められて充実感を得る
これが生きるための原動力
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営業のように
成績の個人差が給料に
反映される部署は良いのですが、

経理や事務といった
「業績が見えにくい部署」や
「ルーティングワークの部署」など

マンネリ化を招きやすい部門は、
なかよしグループが形成されやすい。

 

その最たる原因となるのは、
「目的意識の欠如」だといえます。

 

個人成績がないわけですから、
どれだけ会社に貢献しているかの
評価基準が見えにくいわけです。

 

当然のことながら
競争意識も薄くなります。

 

その結果、
なかよしグループが形成され、

会社の方針と反した
意思を持つようになってしまう。

 

この場合、
目標の欠如が原因ですから、

ひとりひとりが納得できる目標を
与えればいいわけです。

 

チーム全体の目標でもいいです。

 

範囲が小さくなるだけで、
会社としての目標と変わりはありません。

 

目標の範囲は
最小限に絞り込んだ方が
効果は大きいでしょう。

 

たとえば
個別の仕事です。

 

一人にしかやらない仕事を
各々に与えるわけです。

 

すると

「これは自分しかやらない仕事」
という意識が芽生えるわけです。

 

結果として特別視されている
という感覚を
各々が持つことになります。

 

人は自分の存在を
認められるために生きている
といっても過言ではありません。

 

アーティストや作家は
自分の作品を通して

 

経営者は自分の会社を通して

 

会社員は実績や給料を通して、
人から認めてもらい事で

「自分の存在価値」を測って
充実感を得るわけです。

 

これが生きるための原動力に
なっているわけです。

 

ですから、従業員にも
自分の存在価値を測れる場所を
作ってあげなければなりません。

 

それが無いからこそ、

なかよりグループを形成して、
自分の存在を確認し、
安心するわけです。

 

特別な仕事を与えることは
競争心を焚きつけるためですが、

もっといえば、

社員ひとりひとりに
自己現実を体感し、
イキイキとはたらし、

のびのびと生きてもらうため
でもあるわけです。

 

ところで、われわれ占い師にとっても
こういった悩みはあります。

 

僕の場合は
占い館を経営していますので、

ある部分においては
「足並みを揃える」必要があります。

 

しかし占い師は
すべて個人事業主であり、
固定給は発生しません。

 

ですから、

仕事の内容や質においては
足並みを揃える必要がない。

 

経営側に不満や不服があれば、
異議申し立てをしてもらいます。

 

そこで折り合いがつかなければ
契約を打ち切るまで。

 

占い師の世界は特殊ですが、
やはり人気商売なので、

「辞めさせられた」と感じると
批判的精神が生まれます。

 

そしてネットなどで
誹謗中傷を書き込んだり、

仲良しの同業者とつるんで
悪口大会をやったりします。

 

まぁ

ぼくら経営者は大人なので、
素知らぬふりをしています。

 

いわゆる放置ですね。

 

いくら離れた人が
こちら側の悪口を言おうとも、

じつは自分の首を絞めるだけで、
とくに何ら害はないわけです。

 

逆に

残ったメンバーの決意を新たにさせ
意識を高めてくれるので、
ありがたい話なのです。

 

経営者というのは
どんな職場であっても、

そのくらいの気持ちでいた方が
結果的に成功するのです。

 

 

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