戦争を学ばなければ 騙される人生となります

前回の続きです。

 

戦争の大きな原因は、

相手が金持ちで
自分が貧乏だから

妬みや嫉みによるのです。

 

宗教による戦争だって、
お互いが裕福であれば
怒りの感情なんて湧きません。

 

そこから社会主義が生まれ
共産主義が発展したわけです。

 

けれど、
社会主義共産主義

個人が努力を怠るために
民意が低下します。

 

全ての人が平等なんて
そもそも不可能だからです。

 

だって人には
才能や個性の違いがあるから。

 

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戦争を学ばなければ
騙される人生となります
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中世ヨーロッパの戦争要因は、
いくつかありました。

 

土地を巡る争い。
王位を巡る争い。
宗教を巡る争い。

 

この3つが中世欧州での
戦争原因でした。

 

ナポレオンにとっては
フランス産業の市場を獲得するために
イギリスが邪魔になった。

 

逆にイギリスの立場は、
自分たちの市場を確保しつつ、
ヨーロッパでの勢力を保つために
フランスを倒す必要があった。

 

他のヨーロッパ諸国は、
その防衛のため戦争したのです。

 

もともと略奪などは
徴兵の仕業でした。

 

が、しかし

欧州列強が海外に進出すると、
戦争の目的は略奪化しました。

 

これが
植民地時代への突入です。

 

列強からすれば
「文明レベルが低けりゃ何やってもいい」
という価値観だったからです。

 

容赦なく収奪し、
先住民の人口を激減させました。

 

アフリカでは奴隷売買が行われ、
アジアや南アメリカでも
麻薬漬けにしてやりたい放題。

 

なぜんあらば

植民地を持つことが
先進国の威信を高める

という思想だったからです。

 

しかし、植民地からの
独立戦争が起こります。

 

最初は純粋に
「祖国を取り戻したい」
という思いだったのですが、
次第に過激派のテロに発展します。

 

宗教闘争の代表は
十字軍の遠征でした。

 

日本では
島原の乱が有名です。

 

国家の体制に不満が強いと、
内乱つまりクーデターが起こります。

 

群衆や組織が蜂起するのですが
成功すれば革命と呼ばれます。

 

アメリカの独立戦争
フランス革命などです。

 

第一次大戦時で負けたドイツは
敗戦賠償いよって困窮し、

その賠償金を踏み倒すために

第二次世界大戦を起こしたのです。

 

同時に日本にも、
アジア支配を目論む欧米列強から
経済的に封鎖されたことで
国内の資源が枯渇します。

 

苦し紛れに
真珠湾攻撃を仕掛けたわけです。

 

戦争するには
膨大な金を浪費します。

 

武器はとても高額ですし、
兵隊を養うには大金がいります。

 

多数の若者がいなければ
とても踏み切れません。

 

ドイツのナチス党は、
福祉を充実させて国力が回復し、

近代化が遅れたポーランド
侵攻しました。

 

イギリスは戦争に弱腰となり、
日英同盟が無効となった日本は
軍縮を迫られ、

さらに

ABCD包囲網」で追い詰められ
しかたなんく開戦に踏み切ったんおです。

 

追いつめすぎると
「もう戦争するしかない」
となるわけです。

 

とにかく
戦争は悲惨です。

 

だからといって
辛いことから目を逸らし

当たりが良くて
自分が信じたい情報を求めると
平和ボケしてしまうのです。

 

辛いからこそ目を見開き
学ぶ姿勢が大切なのです。

 

学校で教えられたことを
無条件に信じるべきではありません。

 

戦争というのは
自己のために他人を騙す行為ですから
詐欺と一緒です。

 

国家レベルでの詐欺です。

 

しかし、

詐欺に引っかかるのは
ボロ金儲けしたい人ばかり
ではないのです。

 

現にオレオレ詐欺には、
たくさんの善人が引っかかります。

 

困ったときに自分を頼ってくれた
という親の感情をくすぐるからです。

 

詐欺というのは、
そういう人間の心理に
立脚したものです。

 

同じく戦争も、
膨大な金が動くため
詐欺的な要素があるのです。

 

戦争を否定したり
恐れるのは当然ですが、

戦争を学ばなければ
騙される人生となります。

 

受有に憧れる人ほど
不自由な人生を選んでしまうのも、

そういう

臭いものには蓋をして
うわべを取り繕う精神が
原因なのです。