あなたにとって 苦手な分野はありますか?

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あなたにとって
苦手な分野はありますか?
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一般的に、苦手なことを
「欠点」と呼んでいますよね。

 

文字のごとく
「欠けている部分」
という意味です。

 

たまに

それなりに何でもできて。
そつなくこなせる人がいます。

 

では、
その人に欠点はないのか?

 

というと、
そうでもありません。

 

何事も「それなりに」であることが
その人の欠点になります。

 

一見、
バランスは取れているけれど
突出した才能がない。

 

なんでもこなせる
オールジャンル型の人は
羨ましがられます。

 

しかし本人にとっては、
「突出していない」ことが
悩みだったりするんです。

 

このように視点を変えてみると、
欠点は必ずあるわけです。

 

人間には、
必ず親がいまして、

そして、その親にも
漏れなく欠点があるのです。

 

欠点がある親に育てられるから
子供の人格にも欠点が反映される。

 

例えば、僕は
記憶力があまり良くないし、
ケアレスミスが多いんです。

 

仮に、この記憶力の悪さを、
自分の「欠点」と思ったとして、

なんとか記憶力を鍛えようと、
暗記作業に精を出したとしましょう。

 

そもそも苦手分野だから、
記憶力を良くするための努力は、
苦痛でしかないわけです。

 

でも、僕は
そんなことはしません。

 

記憶力が弱いという「欠点」を
努力によって克服しないで、

そのまま「利点」として
捉えてみようと考えました。

 

記憶力が悪いから、
嫌なことがあっても
すぐ忘れてしまう。

 

だから、悩みを
翌日に持ち越さない。

 

悩んでいた原因を
忘れてしまうからです。

 

さらに、
この記憶力の悪さは

人から聞いた内緒話を
秘密にできます。

 

なぜなら
全て忘れるからw

 

ゆえに、いつも
前向きでいられるのです。

 

本来「欠点」とは、
得意じゃない分野です。

 

だから克服しようと努力しても、
時間が掛かる割に成果も出ないし、
モチベーションが維持できない。

 

そればかりか、

意識し過ぎることで
コンプレックスになりかねません。

 

自分らしさを拘束してしまう
リスクがあるんです。

 

だったら克服なんてしなきゃいい!
と、僕は考えています。

 

自分の「欠点」を、
そのまま「利点」と捉えるのです。

 

物事には、
全て二面性があります。

 

その一面だけ捉えて
欠点と思うのではなく、

発想を転換させて
長所として認識すればいい。

 

自分の欠点に捉われないで、
長所を生かして幸せになりましょう!