上下関係という縛りの中で、 日本人はどう生きればいいのか

僕たち人間は、

生まれた時から知らぬ間に
順位闘争に巻き込まれています。

 

そんな状態にストレスを感じ、
精神を病む人もいます。

 

とはいえ、

序列や権力の中で
生きていかなければならない。

 

これは長い間、
人にとって大きなテーマでした。

 

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上下関係という縛りの中で、
日本人はどう生きればいいのか
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本能だけで
競争するのは動物ですよね。

 

だからこそ、

知的になって争いを避けよう
と、努力しているのです。

 

日本には
独特な「順位付け」があります。

 

それが「上下関係」です。

 

会社に行けば、
基本的に上下関係は付きもの。

 

体育系クラブ活動を
経験しなかた人にとっては、
まるで地獄のような仕組みです。

 

上司には何も言えない。
堅苦しくてしょうがない。

 

こういった上下関係に
ストレスを感じて、

職場を転々とする人が
とても多いわけです。

 

その理由から、上下関係は
有害なイメージとなりました。

 

では逆に、

上下関係の優れた点って
なんでしょう。

 

こういってはなんですが、

日本に上下関係は
あって当然だと思っています。

 

なぜなら「日本語」という性質が、
上下関係を強く意識する言語だからです。

 

尊敬語、謙譲語、丁寧語、、、

世界中に数ある言語の中でも、
複雑さナンバーワンでしょう。

 

つまり、

コミュニケーションの手段である
言語そのものに、

上下関係の要素が
組み込まれているのです。

 

上下関係という縛りの中で、
日本人はどう生きればいいのか。

 

たしかに会社では、
パワハラを生み出す原因になる。

 

ゆえに現代日本の若者は、
社会から距離を置くようになった。

 

また、出産と子育てで
社会から年々も離れた女性ですと

再び仕事を始めるとき
戸惑いを強く感じるはずです。

 

相手を必要とする「喋る・聞く」がなくなり、
個人で楽しむ「読む・書く」が生活の中心だからです。

 

日本語には
複雑な敬語のシステムがあるので、
外国語の習得の邪魔になります。

 

世界では、どこにいっても
英語が喋れて当たり前。

 

しかし日本人だけが、
世界に対して表現ができない。

 

それほど日本語は
難解なのです。

 

かといって、

日本語が単純化すれば解決するか、、、
というと、そうでもありません。

 

日本文化の有能性や民度の高さは、

日本語の複雑さから
生まれているからなのです。

 

日本語はニュアンス表現が難しく、
電話やメールで本音を放ったら
すぐトラブルになります。

 

もし本音を語るときは、
相手の立場を意識しながら
会話(対話)をする。

 

特にフリーで成功するには、
敬語の使い分けが巧みであること。

 

もちろん経営者になるためには、
さらに上級の言語形態を
マスターする必要があります。

 

本当の自由を手に入れるには
言葉の魔術師になることです。

 

言葉こそが魔法。

 

巧みな言葉は、
奇跡を生み出します。

 

特に日本語は、
世界最高水準の魔法です。

 

だから「言霊の国」と
呼ばれるのです。

 

運を上げたければ
「神につながる」ことです。

 

それは上(カミ)につながる
と同じです。

 

目上の人に対して
自分たちと同等に扱わないで
丁寧に対応することです。

 

まずは挨拶から学びましょう。

 

なぜなら、

挨拶ができなければ、
何も始まらないからです。

 

出世している人や立派な人たちは、
挨拶がスムーズで上手です。

 

それに比べて

結果を出せない人とか
出世から離脱している人、

収入が低くて安定していない人は
挨拶に問題があります。

 

挨拶が正しくできるかどうか
それだけで人間性の9割
いや、ほぼ10割が分かります。

 

特に占い師という職業は、
挨拶の技法が大きく左右します。