声に自信がつくと、 人前で話すのが楽しくなります

人間の印象を大きく左右する

前回は
声の重要性を書きました。

 

発声も話し方も身体運動です。

 

なので

スポーツと同じように
練習は必要です。

 

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声に自信がつくと、
人前で話すのが楽しくなります
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発声に適した状態を作るために
意識を使います。

 

最初は意識するのですが、

無意識に動作ができるまで
繰り返し練習するのです。

 

諦めないこと。

 

まず、自分の声を録音して
聞いてみることから始めます。

 

真摯な態度になって、
謙虚な心になって、
自分の声と向き合うのです。

 

そして、
自分の声を知った後、

正しいボイストレーニングを受け、
しっかり練習を続けることです。

 

人前で話すのが苦手という方は、
発声を変える必要があります。

 

人前に立つと緊張して
話せなくなる人は
「声が弱い」のかもしれません。

 

僕も小学校までは
内気な少年でしたので
気持ちは良く分かります。

 

しかし、声に自信がつくと
人前で話すのが楽しくなります。

 

僕はしばらくして
言語学に興味を持ちました。

 

言語の仕組みや
日本語の特性を知ることで、
実践的な話し方が見に付きました。

 

その後、古典歌曲をよく歌いました。

 

気が付くと、
発声が見に付いたのです。

 

人前で話すのが苦手でしたが、
簡単に克服できました。

 

そこで僕が学んだのは
「独りで克服するのは無理」
ということです。

 

先生の存在が重要なのです。

 

そのあと、

もっと声に磨きをかけるため、
小さな劇団に入りました。

 

先輩たちは
とても厳しく指導してくれました。

 

ある一定の水準に達するまで
家に帰してくれません。

 

脱落者続出でしたが、
僕は負けず嫌いだったので、

出来るようになるまで
がむしゃらに努力しました。

 

スピーチの練習は
自分一人でできます。

 

しかし、

「人前で話すのが苦手」
という状態を克服するには、

「人前で話す」
という経験が欠かせないのです。

 

スピーチ原稿を何本書いても、
何十回音読しても、

「人前で楽に話せる人」
にはなれません。

 

人前で話す実践の機会を
作るのです。

 

それは、
おだて合う関係ではいけません。

 

ちゃんと欠点を
指摘し合える場所です。

 

客観的な意見を聞いて、
声を改善することができれば、
話す能力が高まるのです。