自己肯定感が高まると 周りの人にどう思われるかが 気にならなくなります

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自己肯定感が高まると
周りの人にどう思われるかが
気にならなくなります
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日本人は昔から
「本音と建前の違う社会」

と言われます。

 

四面を海に囲まれ、
周りの人との関係が重要な地形。

 

ですから、聖徳太子が説いた
「和を以て貴しとなす」の言葉通り

本音を言わずに
問題を処理しようとする
習慣があります。

 

現代の日本社会では
「本音」と「建前」の他に

「空気を察する」
という方法があります。

 

つまり「本音」というのが
その人の本当の考えとすると、
「建前」は社会の規則や表面上の言動です。

 

この建前というのは
「本音」があって成立するわけです。

 

それに対して「空気」とは
「本音が無い」ことが前提です。

 

つまり自らの意見ではなく
その時に応じて周囲の空気を読み、
それに応じて事実を想像しながら話す。

 

人と面と向かって1時間話すと、
お互いの間違いが明らかになります。

 

しかし短い時間で、
限定された場所だったら
何を言っても逃げ切れます。

 

そういう時は
空気でいけばいいのです。

 

お医者さんとか、
工場勤務者や経理事務、
農業などの「実業」の現場では
「事実」が最初です。

 

でも、考えてみると
評論家は「客観的事実」が事実ではなく

「みんながどうがと思っていること」

これ(空気)が事実なのです。

 

だから「空気に従う」というのは
彼らにとって事実を重んじていることになります。

 

人間っていうのは、

「不快を避けたい」
「心地よさが欲しい」

という感情で
行動する生き物です。

 

例えば赤ちゃんは、
おむつが濡れると気持ちが悪くなり
不快を感じて泣き出します。

 

お腹が空いたときも同じ。

 

逆に、おっぱいを飲んで
満たされると笑ったりします。

 

これって
大人になっても変わらないんです。

 

自分の本音が言えないのは、
辛いものがありますよね。

 

そんな人でも、
自分の本音を言えるようになる
方法があります。

 

自分の本音を言えない人は、

本音を言うことで
自分が悪く思われたり、

低い評価を受けた経験が
強く印象に残っているのです。

 

自分の言ったことが原因で
誰かを傷つけてしまった。

 

その結果として、
自分も傷ついてしまう。

 

これを
ものすごく怖れています。

 

そんなことが
二度と起きないように、

常に構えていて、
周りの人の目を気にしながら、

当たり障りのないことばかり言う。

 

本音を言えない人と言うのは、
いつもそんな感じ。

 

ですから、
凄く疲れてしまう。

 

本音で話さないので、
他人と心から
打ち解け合えないのです。

 

そんな人が克服するためには、
自己肯定感を高めることが必要です。

 

自己肯定感を高めると、
自分に自信が持てるようになります。

 

周りの人にどう思われるか、

これを必要以上に
気にしなくなります。

 

すると、
本音が言えるようになります。

 

自己肯定感を高める方法とは、

マイナス思考を
プラス思考に変えるわけです。

 

このマイナス思考というのも
自己肯定感が希薄なことが原因です。

 

ですから
自己肯定感を高めれば、

プラス思考になると同時に、
本音で話すことができるようになります。

 

僕は昔から
本音をそのまま言葉にします。

 

なぜなら、

それを徹底することで
トラブルが起こらないからです。