感謝ができるから幸せになるのか 幸せだから感謝できるのか?

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感謝ができるから幸せになるのか
幸せだから感謝できるのか?
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僕は、たくさんの人を見てきて
幸せな人の共通点を観察しました。

 

例えば、

成功している占い師たちは
自己肯定感が高いのです。

 

そして、
自己肯定感が高い人は
感謝の心がとても強いのです。

 

感謝する時間を
毎日2分設けたグループと
感謝させなかったグループを比較した
実験研究があります。

 

その結果で「感謝」を意識すると
人生を肯定的に評価できるようになり、

ただ感謝するだけで
前向きな人生を送ることができる
というのです。

 

ほとんどの人が
人と人との関りで過ごす中、
感謝したり、感謝されたりする場面に
たくさん遭遇しているはず。

 

とは言え、実際には
感謝されるよりも不満の言葉の方が
印象に残っていませんか?

 

感謝するということは、
簡単なようで難しいのです。

 

「感謝の心を忘れてはいけない」
と、経営の神様も言っています。

 

パナソニック創始者
松下幸之助の言葉です。

 

メーカー経営にとどまらず、
PHP研究所松下政経塾を設立した松下幸之助

「感謝の心があってはじめて
物を大切にする気持ちや
人に対する謙虚さ
生きる喜びも生まれてくる」

と、理念を重要視されていました。

 

ビジネスパーソン1000人に対し
感謝に対する意識調査があります。

 

仕事でやりがいを感じている
と答えた人の8割が、

感謝の気持ちを伝えることに積極的
という結果が出ているのです。

 

感謝の言葉を伝えるタイミングとしては、
自分の仕事を手伝ってもらったときと
ミスをフォローしてもらった時が多いそうです。

 

また男性だと
仕事の目標を達成できたとき、

女性だと
相談に乗ってもらった時が
上位に挙がっています。

 

言われて嬉しい言葉は
「ありがとう」が圧倒的に多く、

次いで「あなたにしかできない」
という能力についての誉め言葉、

さらには、ねぎらいの言葉や
成功した時の誉め言葉が
心に残るそうです。

 

感謝の気持ちを
言葉で伝えようとする人は
幸福度が高いと言われています。

 

感謝できるから幸せになるのか
幸せだから感謝できるのか?

 

どちらも当てはまるようです。

 

幸せを感じる要因に
繋がりと感謝があります。

 

幸せの定義は

ヤル気と元気があって
感謝の気持ちで満ちている状態

だと思います。

 

感謝が出来ていれば
自己実現も叶っていますし、
精神的に成長しているはずです。

 

幸福度の高い社員は
低い社員と比べて創造性が86%高い。

 

これは、カルフォルニア大学
バークレー校の研究結果です。

 

経営にとって人材は、
商品や資金と同じく重要な財産です。

 

社員の働きが
企業の成績を決めているのです。

 

国連が発表している
世界幸福度ランキング。

 

155ヵ国を対象にした日本の順位は
なんと50位前後だそうです。

 

上位はノルウェーデンマークなど
北欧諸国が占めています。

 

生活水準が高い日本なのに
幸福度はけっこう低いですよね。

 

日本文化の奥ゆかしさ、
あうんの呼吸が美点とされています。

 

欧米と比べて家族間で
感謝の言葉が飛び交うことは少ないでしょう。

 

考えていることは伝わりません。

 

心のうちにいくら想っていても
相手には伝わっていないのです。

 

声に出して
感謝の言葉を伝えましょう。