完璧主義をやめて 70点で満足すれば幸福になる

「理想が高い」
「妥協ができない」
「つい頑張りすぎてしまう」

 

もし思い当たるのなら
それは完璧主義かもしれません。

 

責任感が強くて
真面目な完璧主義の人は、

仕事や勉強で
高いパフォーマンスを発揮します。

 

ただ、自分や他人に
完璧を求めてストレスを抱え、
メンタルに悪影響を及ぼすこともあります。

 

生きていると
上手くいかないことの方が多いです。

 

完璧主義の場合、
常に納得が出来ない感覚なので
とても息苦しいです。

 

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完璧主義をやめて
70点で満足すれば幸福になる
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生まれた性質と言われますが、

「生まれ持った価値観」
という言葉はありません。

 

つまり「完璧じゃないと嫌だ」
という価値観は
育つ家庭で身に付いたものです。

 

例えば、優秀な姉がいた場合、
どうしても比較されることが多いです。

 

姉と比較されて

「今のままの自分じゃダメだ
しっかりしないと親から愛されない」

という思いが無意識に根付いていきます。

 

例え比較されなくとも
褒められ、認められた経験が少ないと
「今のままの自分はダメなんだ」
という感覚が植え付けられていきます。

 

日本人は謙遜を重んじ
褒める傾向が弱いので、

「よく頑張ったね」
と言われずに育った人は多いです。

 

完璧主義になってしまうと
意志を決定しない自分が許せなくなります。

 

例えば、
子どもが欲しいと思った時
「私のような親の子供に生まれてきたらかわいそう」
という気持ちになったりします。

 

状況によってふわふわ
気持ちが変わったりする自分が
嫌で仕方がなくなるでしょう。

 

仕事の難易度が上がれば
できないことも増えていきます。

 

完璧主義の人は
期待した成果が出なかった時
モチベーションが落ちます。

 

すると、

新しいチャレンジをしにくい
というデメリットにつながります。

 

完璧主義を変えるためには
0か100という価値観をやめて
平均点を受け入れていくしかありません。

 

テストで100点を
取り続けられる人などいません。

 

70点取れたら
満足すればいいのです。

 

やるかやらないか、ではなく
どっちつかずのグレーな自分を
受け入れていくのも必要です。

 

完璧じゃないといけない
という思いが強いと、
行動が鈍ります。

 

せっかくやるなら
きっちりしないといけない
という思考があるとスタートを切れません。

 

やってみて、
面白いと感じたり
向いているかもと思ったら
そのまま続けていけばいい。

 

やってみて
つまらなければ止めればいい。

 

三日坊主という言葉もあるように
楽しくないことは3日でやめる。

 

続けることが美徳ではあるけれど
それは楽しいことが見つかったからです。

 

何をどうしたいか
判然としない場合は、

楽しいと感じられることや
気が向くことをやってみるのです。

 

今は休みたい、
何もしたくないと感じたなら、
休んでしまえばいいのです。

 

ちゃんと休めるから、
始めることができるのです。

 

嫌いなことをやめれば
好きなことに取り掛かれます。