世の中に完璧なんてないので 完璧を求めたら辛くなるだけ

「心配性で
気を使ってしまい疲れます。
気疲れしないために
どうすれば良いのでしょうか。」

 

というお悩みがあったので
お答えしたいと思います。

 

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世の中に完璧なんてないので
完璧を求めたら辛くなるだけ
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結論から述べると、

心配性で疲れる人は
「考えることを辞める」
というスタンスが
見に付いていないのです。

 

心配性で疲れるのは
考えすぎるからです。

 

寝坊して遅刻したらどうしよう
癖が強い人だったらどうしよう
文句を言われたらどうしよう

と、心配しても
応えなんて出ないですよね。

 

考えることを辞めれば
心配がなくなって疲れなくなります。

 

将来の予想は無限ですから
結論は出ないのです。

 

これから起こることは、
あまりに多くの状況を
想定できてしまうからです。

 

初めて海外旅行を計画した際、

気候気が墜落したら?
空港で乗り換えできなかったら?
現地でトラブルに巻き込まれたら?

 

と、このように心配なんて
いくらでもできてしまいます。

 

心配したからと言って
災害を回避できるわけではありません。

 

ただ疲れて
嫌な気分になってしまうだけです。

 

映画を観ているとき
その作品以外のことを考えますか?

 

目の前の映画に集中すれば
他のことは考えないはずですよね。

 

心配性で疲れる人は
恐らく雑念が多いのです。

 

どれだけ考えても
不安なんてなくなりません。

 

行動をしないと
問題は解決できないのです。

 

会社の人間関係が嫌で
転職するか悩んでいるとします。

 

もし転職出来なかったら
生活できなくなるかもしれない。

 

辞めるとき関係者から
嫌味を言われるかもしれない。

 

こんな心配をしても
人間関係の苦痛は消えません。

 

仮に失敗しても
成長できるのです。

 

むしろ失敗しないと
人は成長できないのです。

 

心配性の人は、
自ら成長のチャンスを
逃しているかもしれません。

 

子供の頃、
自転車に乗れるまでに
何度も転んで怪我をしたはずです。

 

転ぶのが怖くて挑戦しなかったら
いつまでも自転車に乗れないまま。

 

好きな人に告白するとき、
相手の回答を想定したら
疲れてしまいます。

 

あやふやにされて
答えをもらえない。

 

考えさせてと言われ
後で無視されるようになる。

 

いや無理だからと
直ぐに振られる。

 

恐らく、この3つの内
どれかになります。

 

これらを先回りして想定するから
気持ちが萎えてしまうのです。

 

だから、好きなら好きだと
ストレートに伝えるのが良いのです。

 

振られたっていいわけです。

 

失敗や敗北によって
成長できるから大丈夫。

 

心配し過ぎて告白しないと
恋愛は永遠にできません。

 

好意があったら
ちゃんと伝えるのです。

 

恐らく心配性の人は
親が心配性なのだと思います。

 

心配性の親に育てられると、
臆病な性格になってしまうからです。

 

しかし、親の環境なんて
すでに過去のこと。

 

親に文句を言っても
ラチガあきません。

 

だから前を向きましょう。

 

前を向くには
いまを乗り切ることです。

 

心配性で疲れるのは、
自分自身の問題なのです。

 

失敗しないように
完璧にこなしたいという
卑しい心があるからです。

 

スケジュール通りに進めても
外的要因で伸びるかもしれません。

 

ミスをしないように配慮しても
現実は想定外のことが起こります。

 

世の中に完璧なんてないので、
完璧を求めたら辛くなるだけ。

 

「できないことがあってもいい」と
妥協する気持ちが
人間的な魅力になるのです。