「どうしても失敗したくない」 「やるからには成功したい」 そう思っている人へのアドバイス

「どうしても失敗したくないんです」
「やるからには最初から成功したい」

 

という声を、ごく稀に聞きます。

 

答えから言うと、
失敗をしない成功など
あり得ません。

 

成功は結果であり、
その礎に失敗が多数あるのです。

 

だから失敗を恐れたり
極端に嫌がったりしていたら
永遠に成功は訪れないわけです。

 

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「どうしても失敗したくない」
「やるからには成功したい」
そう思っている人へのアドバイス
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若者は失敗を恐れず
チャレンジすべきである、

という言葉は
聞き飽きているのではないでしょうか。

 

やったことがない領域に挑むとき
その方法や失敗例などを確認して
いろいろな仮説を立てる人がいます。

 

しかし、それは全て
他人が過去にやった情報なのです。

 

あなたが成功するかどうかは
実際にやってみないと分かりません。

 

あなたが新しいことをやろうとして時、
フットワーク軽く動けるかどうかです。

 

やらなくちゃと分かっていても
行動に移せないのが人間の弱さ。

 

腰の重さと言うのは
失敗経験の量によって変わります。

 

つまり、失敗が少なくて、
端を書いた経験が足りない人は
腰が重くなるのです。

 

恥ずかしい自分を見られたくない
という防衛の心理は誰もが持っています。

 

しかし、保守的な気持ちがあれば
腰はどんどん重くなっていくものです。

 

失敗をしたところで
その恥ずかしさは瞬間であり、
すぐに慣れてしまいます。

 

失敗のメリットは、
正しい情報と反省が得られること。

 

失敗のデメリットは、
わずか一瞬の恥ずかしさを味わうだけ。

 

あなたが頑固でなく素直であれば
失敗したとき、親切な人が
優しく問いただしてくれます。

 

何かに取り組めば
必ず失敗します。

 

失敗しても
気持ちを落ち着かせて
詳しい人に礼儀正しく質問し、

教えていただいたあと、
感謝の言葉を三度言うこと。

 

意識すべきは、
なるべく感情を抜いて
専門家や先輩に教えを請うことです。

 

「こんな質問したら間抜けだと思われないか」
と勘ぐってしまうかもしれませんが、

何度も同じ失敗を繰り返さなければ、
評価が落ちることはありません。

 

小さい失敗をすればするほど
経験や知識は増えていきます。

 

逆に、

慎重にしているだけで
機会は逃げていくでしょう。

 

歳を取れば取るほど
失敗に対する恐怖の心は
強くなっていきます。

 

まるで評論家のような思考になり
生意気な態度が身についてしまうでしょう。

 

言い訳や欠点探しが特技となり、
成長しない人間が完成します。

 

苦手なことや
理解ができないことをやるとき、

できない理由を言って
抵抗するのをやめませんか?

 

さっさと行動に移して形にすれば
次のステップに進むことができます。

 

その方が楽しいですよ。