志が低い人とは、 時を共に過ごさないように

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志が低い人とは、
時を共に過ごさないように
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「水は低きに流れ、人は安きに流れる」
という言葉、ご存知ですよね。

 

原典は孟子
「水の低きに就く如し」
からきています。

 

日本人なら
誰もが知っている言葉なので
いまさら説明の必要はないと思いますが。

 

これは、

水が自然と低い方に流れるように
人は安易な方を選びがち

という意味です。

 

つまり、

安易な方向へ簡単に流されることを
戒めるための言葉です。

 

人間、堕落するのは簡単です。

 

「しんどいなぁ」
「いやだなぁ」
と思った時は、

分かっていても
つい楽な方を選んでしまいます。

 

人間が変わる方法は
3つしかないそうです。

 

1.時間配分を変える
2.住む場所を変える
3.付き合う人を変える

 

この3つの要素でしか
人間は変わらないのです。

 

人間の決意なんて
あっさり消えてしまいます。

 

一時の気持ちの高ぶりなど
続かないのです。

 

「やる気があります!」
「頑張ります!」

と言った先から
やっぱりやめようかな、、、
となるのが人間の弱さ。

 

だからこそ、
具体的に何を変えるのかが
大事なのです。

 

世の中には、
レベルの低い人間が圧倒的に多いんです。

 

レベルの低い人間は、
総じて知識や教養に乏しいんです。

 

そもそも地頭が悪いと
人間レベルも上がらないんですよね。

 

かの福沢諭吉も「学問のすすめ」で

「人間は平等…ではない。
額や教養がないと一生貧乏人だ」

と言い放っています。

 

レベルの低い人は、
孤独に耐えられないからです。

 

いつも仲間や友人がいないと、
気が済まないような人たちは、
総じてレベルが低いと思います。

 

逆にレベルの高い人間は、
基本的に孤高ですから、

群れたり
馴れ合うことはしません。

 

周りから理解されなくても
己の道を突き進むわけです。

 

たまに志の合う人間と、
高め合うために関りを持ちます。

 

レベルの低い人間は
誰かれ構わずいい顔をするので
友人は多いように見えます。

 

でも、
いざと言う時には助けてくれない、
浅い人間関係しか築けません。

 

ポジティブ思考の能天気は
実はレベルの低い人間なのです。

 

ポジティブに考えることは、
頭空っぽでもできます。

 

ポジティブに考える人ほど
挫折や苦難に耐えられず、

カルト宗教や怪しいビジネスに騙されて
抜け出せなくなります。

 

それはなぜかというと、

頭が悪くなってしまうと、
根拠なく他人を信じちゃうからです。

 

逆に
ネガティブ思考を克服し、
ポジティブになることは苦労が伴います。

 

高みを目指すには
低きに流れないことです。

 

人は低きに流れます。

 

だから、僕は昔から
志が低い人とは、

時を共に過ごさないよう
生きてきたのです。