自分の未熟さや伸び代を 再確認するために本を読む

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自分の未熟さや伸び代を
再確認するために本を読む
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僕が今まで会ってきた人で、
「この人はレベル高いな」
と感じた人の共通特徴があります。

 

まず、ひとつめは
自己肯定感がとても強かった。

 

「この人と一緒にいたら何かが起こる」
「この人を信じれば間違いない」

という、信頼感を与えてくれます。

 

圧倒的な自己肯定感とは
前に突き進める意志の強さです。

 

ふたつめが
使命感を背負っている点。

 

レベルの高い人間は
宿命を背負って生きています。

 

人間の苦悩は
同じレベルの人間でなければ
理解できません。

 

背負っている使命が重いほど
人はレベルの高い人間へ成長するのです。

 

使命感を背負うためには、
若くして天職と出会って
大きな仕事を任せられることです。

 

本当にレベルの高い人間は、
別次元のリーダー気質を持っています。

 

みっつめが
想像を創造させる力がある。

 

天才とは複数の分野で
高い能力を持ちます。

 

高い想像力があって、
それを創造させる力を持っています。

 

想像力が無い人は
誰かに言われたことをやるだけでしかなく、
どれだけ学歴やステータスがあっても
創造者にはなれません。

 

誰かの作ったルールを守る99%と
ルールを変える1%の人間と言うのは
普遍的に変わらない構造だからです。

 

よっつめが
死を意識して生きている。

 

レベルの高い人間は
悲劇的な宿命を背負っているものです。

 

多額の借金や自己破産、
家族との離別や友人の裏切りなど
いくつか逆境を乗り越えています。

 

苦労や挫折を知らないエリート層は
せいぜい二流止まり。

 

人の心が分からないから、
リーダーになれる器ではないのです。

 

辛い経験をしたことない人が、
「ポジティブに生きよう」
と言っても綺麗事にしか聞こえません。

 

しかし、若い頃に辛い目にあって
それを乗り越えた経験があるから
人間レベルを高めているのです。

 

そんな圧倒的に
レベルの高い人に出会えたら
出会えた奇跡を感謝しましょう。

 

そして、無理に
「この人に勝とう」
なんて思わないこと。

 

レベルの高い人間の
器量と底の深ささを想像して、
挑戦しないことです。

 

その人の役に立てるような
協力者となることの方が
とても名誉なことだと思います。

 

僕は昔、
そういう選択をしました。

 

師匠にもお仕えし、
尊敬する有職者の方々に
何度も会いにいきました。

 

いまでも時折、
自分が未熟者であることを想起しては
慢心しないように諌めています。

 

そのため
本を読むことを欠かしません。

 

本を読むのは
知識を増やすためだけでなく
自分の未熟さや伸び代を
再確認する為でもあるのです。