僕が戦争映画を薦めるには ちゃんとした理由がある

僕はよく戦争映画を観ます。

 

映画だけでなく、
戦争のドキュメンタリなども
よく観ます。

 

僕が戦争映画を薦めるには
ちゃんとした理由があるんです。

 

新の平和を知るためには、
戦争を分かっていなくては
ならないからです。

 

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僕が戦争映画を薦めるには
ちゃんとした理由がある
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僕たち文明人は、

文化人類学」を学ぶことが
重要だと思うんです。

 

たとえば第二次大戦で
日本軍はアメリカやイギリスを
「鬼畜米英」として軽蔑し、
研究を怠りました。

 

その結果、あのとおり
悲惨な結露をたどったわけです。

 

アメリカ滞在の経験があった知識人は
かなり早い段階から

「無謀きわまりない戦争だ」
と反対しれけれども、

そういった意見は
根性論によって封殺されました。

 

たいしてアメリカは、
優秀な文化人類学者を優遇し、

日本人の価値観や美意識を研究させ、
日本人の思考回路を知る上で
参考にしたのです。

 

相手を知らずして、
戦うことなんてできません。

 

相手の文化を知ったものが
勝利の美酒に酔えるわけです。

 

戦争に反対し、
平和を求めるのであれば、

過去に起こった戦争が
どういうものであるかを、
かわっていなくてはなりません。

 

この世の中に、
勧善懲悪なんて存在しないのです。

 

深い思考や理解なしに、
「戦争=悪」とか
「平和=善」と考え、

「中立は素晴らしい」
という観念は軽薄です。

 

そういう思考のままでいると、
簡単に詐欺に引っかかったり、

カルト宗教やオカルトにはまり、
安っぽい都市伝説を恐れたりします。

 

スイスという国は、
国民がみんな兵武装だから中立なのです。

 

一般的な日本人はスイスを
「中立国だから平和国家」
と考えたりしています。

 

アルプスの少女ハイジ
印象があるからでしょう。

 

しかし、他国に対して
閉じた国家なので排他思想です。

 

例えば70年代、

日本製のクォーツが
爆発的に普及したせいで

スイスの時計産業が
破壊的な打撃を受けました。

 

それによってスイスは
強烈な日本バッシングをしました。

 

コスタリカという国を
ご存じでしょうか。

 

強大な国から援助金をもらって
軍基地を提供し、
「中立」と称した国です。

 

多くの日本人はコスタリカ
平和国家だと勘違いしています。

 

このように
今の人間もたいがい愚かですが、
昔の人間はもっと野蛮でした。

 

昔の主な戦争の理由は、

「戦争をすると儲かる」
「国土を増やしたい」
「后を寝取られたから復習のため滅ぼす」

という感じです。

 

戦争を起こす理由に、
資源の独占があります。

 

食料資源を両者共同の
誰のものでもないモノとして
採取を行っていたが、

あるとき
「本来いこそは我々の土地だ」
と言い始めます。

 

鉱物や燃料の発見によって
「そこは本来うちの土地だ」
と主張する国が現れえるのです。

 

すでに
他国の領土の認識していても。

 

現代でも日本の近辺に
そういう国家が複数存在しますよね。

 

そもそも戦争の目的は
単純に食うに食えずで
略奪目的が主流でした。

 

農業が始まったら、
肥沃な土地が略奪対象になりました。

 

労働力も
略奪の対象になります。

 

まれに、

アレキサンダー大王をはじめ
フン族アッティラ
三国志呂布など
戦好きの出現もありました。

 

中華王朝は
戦乱に明け暮れてます。

 

その理由は
「中華の皇帝になりたい」
という名誉欲でした。

 

漢民族だけでなく、
北方の騎馬民族や南方人ですら
統一王朝のために戦いました。

 

唐以降は、漢人王朝よりも
異民族王朝が多いですね。

 

イデオロギーによる戦争は、
イスラム帝国の「ジハード」が最初でした。

 

当時の感覚は

イスラム教は魅力的。
この素晴らしい思想を広めよう」

という動機で
戦争を起こしていたようです。

 

中央アジアモンゴル帝国
略奪戦争です。

 

「略奪は勝者の権利として当然」
という価値観です。

 

空前の大帝国を築いたモンゴルですが、
戦争の目的が略奪なので、
維持ができなかったわけです。

 

そもそも、
広大な土地を治めることは不可能だから
すぐに数か国に分裂しました。

 

日本の場合、
金品を略奪する目的の戦争は
ほとんどありません。

 

ただし、
土地をめぐる争いは激しいです。

 

戦国時代は、
裏切りや謀叛、
そして一揆が多発してます。

 

中国の三国志などの戦乱の時代も
日本の戦国時代も

いずれも不作による
飢饉が流行していました。

 

ただの政治的なミスで
戦争に突入してしまうことはありません。

 

不作による飢饉から、
民衆の治安が崩壊。

 

政府が不安定になって、
些細なミスで治安機能が瓦解し、

そして戦国時代に
なってしまったわけです。