叱っていいタイプと 叱るのに注意が必要なタイプ

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叱っていいタイプと
叱るのに注意が必要なタイプ
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子供には、
 
「叱っていい子」と
「叱っていけない子」がいます。
 
 
 
それと同じように
大人にだって、
 
「叱っていい人」と
「叱っていけない人」がいるのです。
 
 
 
占い師やメンター(指導者)なら
その違いを明確に分別できていないと
人間関係で問題が生まれます。
 
 
 
叱るというのは、
子供だろうが大人だろうが
時には大切です。
 
 
 
叱らないで育てたら
 
どれだけ楽かと思うでしょうが、
そういうわけにはいきません。
 
 
 
そこで大事なことは
 
叱っていいタイプと
叱るのに注意が必要なタイプがある
 
ということです。
 
 
 
それをよく知っておかないと
いけないわけです。
 
 
 
っまず、叱っても構わない子は
二通りあります。
 
 
 
ひとつは、
 
わりと自分に自信があって、
何事に対しても前向きで積極的、
情緒が安定したタイプです。
 
 
 
そういう子は少々叱っても
前向きに受け止めて
 
「自分のために叱ってくれたんだ」
と感謝ができるのです。
 
 
 
叱ることで、
逆にシャキッとするものです。
 
 
 
もうひとつのタイプは、
のんびりした性格の子。
 
 
 
おおらかで
こだわらないタイプの子。
 
 
 
そういう子は起こっても
右から飛騨永へ聞き流し、
へらへらしています。
 
 
 
そのうち起こるのがバカらしくなって
最後には一緒に笑ってしまうという
得な性格ですね。
 
 
 
こういうのんびりした性格は、
叱ることで成長します。
 
 
 
さて、逆に
叱るのに注意が必要なタイプが
二通りあります。
 
 
 
まず、気が小さい性格です。
 
 
 
ちょっと注意しただけで
すぐ萎縮してしまって
過敏にびくびくする臆病な子。
 
 
 
そういう子は
あまり叱らないほうがいいです。
 
 
 
問題なのが、
もうひとつのタイプ。
 
 
 
意地っ張りで頑固で、
いわゆるカワイくない子です。
 
 
 
こういう子は素直じゃないし、
反発してくるから、
「なんてプライドの高い奴だ」
と、腹が立ってきます。
 
 
 
ところが本当はナイーブで
心が傷ついているんですね。
 
 
 
それをうまく表現できなくて、
意地を張るという形でしか
表現できない悲しい性なのです。
 
 
 
叱っても全然こたえないし、
プライドが高すぎるから、
そのプライドを叩き壊したくなって
二倍叱りたくなるんですね。
 
 
 
問題行動とか、心身症とか、
飛行に走ったりする子などは
たいだいこういうタイプです。
 
 
 
こういう子は叱るんじゃなくて、
事情を聞いてやることです。
 
 
 
「きっとワケがあるんだろ?」
「思ってることを言ってごらん」
 
と、本人の事情を聞いてあげます。
 
 
 
そして
「なるほどね。そういうことか」
と認めてあげるのです。
 
 
 
そうしたうえで、
 
「だけどさ、
これはさすがにまずくないか?」
 
と論してみると
わりとすんなり入るものです。
 
 
 
見るからに可愛くないから、
つい叱りすぎてしまって、
悪循環になってしまう場合が多いです。
 
 
 
本人は傷ついて惨めなのに、
それが周りの人に気づかれず、
執拗に叱られ続けている
 
ということがあります。
 
 
 
こういう子は育てにくいので
大人になっても
 
うまく表現できない、
癖が強くて扱いにくい、
 
という人物になります。
 
 
 
なので、
 
しかっても効果が無いなら
対応を変えてみること。
 
 
 
子供のうちに対処しないと
そのまま大人になったら
社会不適合になります。
 
 
 
占い師の募集をみて、
申し込んでくる人の半数が
実にこういうタイプです。
 
 
 
ほんと、
育てがいがないというか
見ていて歯がゆいです。
 
 
 
純粋で世間知らずですが
真面目で熱心なので、
 
可哀想になってきて
つい手を差し伸べますが、
 
結局半年もたず、
 
下手くそな言い訳をして
自ら去っていくんです。
 
 
 
でも、若い内なら治ります。
 
 
 
できるだけ早い段階で

気付いてもらいたいですよね。