遅刻の常習犯なのに、 なぜか許されてしまう人

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遅刻の常習犯なのに、
なぜか許されてしまう人
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謝るのが好きな人なんて
いないですよね。

 

誰でも失態を犯しますが、
そんなとき素直に謝れない。

 

なぜかというと、

謝ったときよりも
謝らないときの方が、
なんとなく気分が良いからです。

 

謝らなかった時は、
自分が偉くなったような
気分になるわけです。

 

「謝らなくてもいい」
という感情から支配力が生まれ、
自尊心が満たされるわけです。

 

謝らなかった人の方が、
満たされる気持ちになる。

 

これは、実に
皮肉なことです。

 

ただ、

謝らなかったことで
自分の気分は良くなるけれど、

人間関係や社会的には
深刻な問題が生まれます。

 

間違ったことをしたら
謝って欲しい。

 

そう思うのが人情です。

 

間違いを素直に認めて謝ることで、
人間関係を壊さずにすみます。

 

自尊心を満たすために謝罪しないより、

誠意を持って陳謝することで
有効な人間関係を保つことができますよね。

 

その方が結果的には良いし、
また人として尊敬もされます。

 

外国人は謝らないとか、
日本人は礼儀正しいとか
言いますよね。

 

しかし英語圏は、
通りすがりに肩がぶつかったり
足をふんだらすぐ
「sorry」と言います。

 

ぶつかられた方も
「ok」って笑顔で返す。

 

それに比べて日本人は、
満員電車でぶつかり合っても
無言ですよね。

 

国によっては、
次の人の為にドアを開けて
持ってあげるのが常識ですが、

日本は自分が通れば放置です。

 

ぼくは、よく持ってあげますが、
それを素直に感謝という形で
態度に現す日本人は少ない。

 

欧米人は100%
「サンキュー」と言うのにね。

 

電車やエレベーターも、
ある程度埋まったら、
次のを待つのがマナー。

 

しかし日本では、
自分が乗りたい乗りたいという人が多い。

 

乗れるだけ
ギュウギュウに詰めてくる。

 

そんな経験、ロンドンや、
ニューヨークで見たことがない。

 

本当に日本人は
礼儀正しいの?

 

なぜかというと、
これには理由があるんですよね。

 

毎日のラッシュで謝っていたら、
東京に通っている人達は
毎日ひらすら謝り続けなければならない。

 

「お先にどうぞ」
という精神にしたら、
毎日遅刻してしまう。

 

すると会社で叱られる。

 

そういう環境が、日本人を
謝らせなくしたんじゃないだろうか

 

学生でも社会人でも
遅刻は許されない、、、
ハズですが、

中には遅刻をしいても
許されてしまう人がいます。

 

遅刻の常習犯なのに
なぜか許されてしまう人。

 

それは
ユーモアがある人です。

 

ユーモアとは、
人の心を和ませることができる能力。

 

笑いを誘う上品な洒落です。

 

遅刻で相手が腹を立てていても
ユーモアがあれば、、、

その場を和ませるひとことを
パッと言えるから

罪を問われないのです。

 

冗談を受け入れてもらうには
「場の空気を読む」こと。

 

遅刻がゆるされる
ユーモアがある人になるには、

ユーモアを発揮できる雰囲気を
見極められる能力を身に付けること。

 

まず、仕事ができる人になる。

 

普段の仕事が評価されていれば、
遅刻をしても
「まぁ、仕事ができるから」
と許されるケースがあります。

 

たしかに、

国や文化圏によって
遅刻に対する考えは異なります。

 

南米では、待ち合わせに
10分ほど遅れるのは一般的。

 

遅れて来ることを
当たり前と思っているので、
遅れて来る人を責めません。

 

早く着いた人は
のんびりと待ちながら、

その間に、早く着いた者同士で
楽しくおしゃべりする傾向にあります。

 

しかし、

休憩時間を平気で
オーバーするのは禁物。

 

とくに親友社員の頃は、
時間管理が仕事の一部。

 

そもそも遅刻をした時点で
「仕事ができない奴」という
レッテルを貼られます。

 

ですから、まず

はじめのころは
遅刻しない努力をすべきです。

 

ベテランになってきて
尊敬されるようになったら
多少遅れても大丈夫なのです。