発信している情報を見れば、 お客の質やタイプが想像できる

個人事業主さんや
サービス業のオーナーたちから
よくこんな声を聞きます。

 

「うちのお客さん、
安いものしか買わないの」

「変なお客さんが多くて困る」

 

こういう悩みというか、
愚痴を言うオーナーや経営者には、
共通した間違いがあるのです。

 

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発信している情報を見れば、
お客の質やタイプが想像できる
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広告宣伝やWEBサイトなど、
発信している情報を見れば、

だいたいどんな客が集まるのか
想像することができます。

 

「集めたい顧客像と、
外に発信しているメッセージが
一致していない」

 

ということです。

 

たとえば
「業界最安値!」
と宣伝したとしましょう。

 

すると、
どういうお客が来るでしょう?

 

当然ですが、

「安いのが良い」
と考えるお客が集まります。

 

このような宣伝をしながら、

「値段で決めるケチな客が来た」

と思ったら、
それは本末転倒です。

 

自分から
引き寄せているわけです。

 

割引でしか買わない人しか
来ないのは当然なのです。

 

「細かい注文をする客が多い」

と、お客様に不満があるのならば
お客様に対して発信している
メッセージを見直すことです。

 

まず先に考えるべきは、
「どのようなお客様を集めたいのか」
ということです。

 

来て欲しいお客さんを意識せず、
ただ単に

「より多くの人が集まれば良い」

と考えて集客をすると
ノーコンセプトな人が集まってきます。

 

ですから、
まず考えることは、

「どんなお客様を集めたいのか」
ということになるのです。

 

戦略を練る際に、
一番初めに考える部分です。

 

そして、
どのような宣伝をするのか?

 

これが「戦術」です。

 

「低価格で差別化する」

という戦略ならば
「業界最安値」で正しいです。

 

しかし

 

「高品質で差別化する」

という戦略ならば、
「業界最安値」は論外です。

 

望んだ結果が得られない理由は、
ロジックを見つめれば明らかです。

 

もし、何も戦略がなく
既存の真似をして
宣伝をしたらどうなるでしょう?

 

とうぜん
価格競争に巻き込まれます。

 

小さな会社とか個人事業主は、
より戦略が大切です。

 

しかしながら、

そのことを理解できるオーナーも、
戦略を立てられるフリーランスも、
ほとんといません。

 

だからこそ、

僕のような仕事に
需要があるのです。

 

この20年以上、
僕の仕事が減らないのは、

「自分で考えることが難しい」

という人間の限界があるからです。

 

ようは
差別化するための戦略です。

 

嫌なお客が集まる理由は、
その戦略に問題が多いからです。

 

占い師も同じですね。

 

愚痴が多い客。
延長料金を渋る客。
無料サービスを求める客。
他の店と比較ばかりする客。

 

「そういうお客さんが多くて辛い」

という相談をよく耳にします。

 

しかし、それらは全て、
自分の発信を精査することで
防げることばかり。

 

その点を踏まえて、
今一度、自分のブランディング
基本から見直してみましょう。