テレビに出ている占い師は みんな嘘つきだと思っていた

----------------------
テレビに出ている占い師は
みんな嘘つきだと思っていた
----------------------

 

多くの批判を浴びそうですが
占い師には「嘘」が多いです。

 

僕は若い頃
「占い師なんてほとんど嘘だ」
と考えていました。

 

テレビに出ている占い師は
みんな嘘つきだと思っていました。

 

曖昧な質問を投げかけて、
誰にでも当てはまるような
曖昧な質問をすると、

まさに自分のことであるかのように
錯覚しますよね。

 

これを「パナーム効果」と呼びます。

 

例えばこんな感じ。

 

「あなたは他人から好かれたい、
賞賛して欲しいと思っている。
にも関わらず
自己を批判する傾向にあります」

 

「弱みを持っているときでも、
それを克服することができます」

 

「あなたには眠っている才能を
じゅうぶんに持っていますよ」

 

「規律正しく自制的なのに、
内心では変化を望んでいますね」

 

「愛想がよい時もありますが、
要人深く遠慮がちな時もあるね」

 

「あなたの願望には
やや非現実的なものもあります」

 

こういった指摘をすると
女性の9割と男性の5割は

「自分に当てはまっている」
と感じるのです。

 

「自分に自信がないんだけど、
認められたいと願っていますね」

 

これは、よほどの自信家か、
自己中心的でない限り
だいたい当てはまります。

 

「自分に対して不安になり
悩むことがあるでしょ」

 

誰だって
不安や悩みは持っています。

 

「あなたには眠ている才能があり
それを活かしていないだけ」

 

もちろん、誰もが
そうでありたいと思っています。

 

世の中に出回っている占い本は、
こんな感じの言葉で成り立っています。

 

当たり障りのないことを
まことしやかに書いている

これが「パナーム効果」です。

 

しかし、多くの読者は
「すごい!当たっている!」
と驚愕し、信じてしまうのです。

 

なぜなら人間という多面体で、
自分で自分が良く分からないからです。

 

曖昧な言葉ならば、
何を言われても
おおむね該当するのです。

 

パナーム効果を利用して
人を信じさせる。

 

多くの占いがインチキなのは、
心理学によって証明されています。

 

しかし、これは
占いだけではありません。

 

商品を売る時のコピーにも
パナーム効果が活かされています。

 

例えば、

「どんな対策をしても痩せられない方へ」

とか、

 

この「どんな対策をしても」という言葉、
これがパナーム効果なんです。

 

対策とは言っても、

「カロリーを計算した」
「サプリを飲んでいる」
「ジムに通った」
「糖質を抜いた」

など、人によって違いますよね。

 

このように
表現を曖昧にすることで

「あ、自分のことだ!」
と思わせることができます。

 

また、

「長い間、禁煙で悩み続けているあなたへ」

など。

 

「長い間」と言っても、
人によって違いますよね。

 

わざと言葉を曖昧にすると、

「自分のことを当てられている」
と、錯覚させることができます。

 

これを悪用したら詐欺です。

 

ただし、これを知っていて、
あえてパナーム効果を使わない。

 

そういった手法を
僕は提案しているのです。

 

人気占い師になるには
パナーム効果は使わないけれど
知っていることが重要です。

 

成功の法則を知る。

 

考えていないで、
悩んでいないで
法則を学んでください。

 

ちゃんと教えますから
遠慮なく質問してください。