印象は「まみむめも」で決まる

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印象は「まみむめも」で決まる
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恋人ができない、
仕事が上手くいかない、

そういう悩みは
「売り込み力」で解決します。

 

自分のことは
自分で売るのが鉄則です。。

 

自分を自ら宣伝するなんて、
ちょっと考えたら恥ずかしいですよね。

 

もしかしたら歓迎されないかも
という不安もあります。

 

しかしながら、

自分の良さが分かるのは
他ならぬあなた自身なのです。

 

ですから、自身を持って
あなた自身を売り込みましょう。

 

売り込みは「まみむめも」で決まります。

 

「ま」
間合いを取る。

 

論語」を読んだことがありますか?

 

『君に事うるに数すれば
ここに辱めらる。
朋友に数すれば斯に疎んぜらる』

 

という言葉が論語にあります。

 

君主に進言するとき
必要以上に物を申してしまうと
嫌われ恥辱を受けることになり、

友人にアドバイスするときでも
あまりズケズケと言えば
敬遠されてしまうぞ

という意味です。

 

そもそも人間は
感情的な動物なのです。

 

例え素晴らしい言葉で伝えても
その言い方やタイミングによって
感情の壁が遮断してしまうからです。

 

相手の懐に飛び込んで
言葉を多様すれば、
真意を伝えることができると
誤解してはいけません。

 

親しくなることは
近づくことではないのです。

 

無神経に距離を縮めるのは
相手に煙たがられるだけです。

 

自分と相手には
必ず温度差があることを認識しましょう。

 

無意識のうちに
上から目線になることがあるため、

アドバイスが説教になっていないか
注意してください。

 

上司への進言も
友人や部下へのアドバイス
大事なのは間合いです。

 

間合いの取り方を失敗すれば
逆効果になるだけです。

 

「み」
身分を明らかに。

 

いきなり一方的に尋ねると
「どちらさまですか?」と不審な顔をされます。

 

まず、身分を
明らかにすることです。

 

第一印象が悪いと
ずっと「変な人」だと思われてしまいます。

 

「む」
無売りとか難しいを言わない。

 

難しい、これは
悪魔の言葉です。

 

人間の脳は
言葉に出した通りをイメージします。

 

マイナス、プラスのイメージ
両方に当てはまりますが、
主語は無視してしまうのです。

 

高い場所で「落ちないようにしよう」と強く思うと、
落ちる場面をイメージして落ちる確率が高くなります。

 

同じように、
難しいという言葉を発した途端に
問題に対するハードルが高くなってしまいます。

 

難しいという言葉を入口に
それを正当化するための
根拠集めを始めてしまうのです。

 

「でも、難しいからもう少し練習してからにします」
「そう言いますけど難しいですよ、だって、、、」

 

こんな言葉、
思わず言ってしまったことありませんか?

 

「め」
迷惑掛からない時間帯に。

 

人気がある人は、
とても忙しいのです。

 

午前中の開店時は
なにかとバタバタしています。

 

12時前後には昼休みで
食事に出かけているかもしれません。

 

訪問するならば
午後2~5時までの時間に。

 

「も」
もし、よければ。

 

頼みごとをする際は
「クッション言葉」を使いましょう。

 

頼む時や断るときなど、
少々言いにくい事を伝えるときに
添える言葉です。

 

「恐れ入りますが」
「お手数ですが」と同様に
「よろしければ」があります。

 

ちなみに、

お土産や差し入れを渡す時
「つまらないものですが召し上がってください」
という人がいますが、
これは避けた方がよいでしょう。

 

人によっては
「つまらないものを贈らないで欲しい」
と不快に感じてしまったりするからです。

 

過ぎた謙遜は誤解につながるため
「お口に合うかわかりませんが」
「心ばかりですが」
というような言い回しをするとよいでしょう。