失敗しても苦労しても 何度も立ち上がる勇気

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失敗しても苦労しても
何度も立ち上がる勇気
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「ポジティブ思考」という言葉は、
特に自己啓発の世界で、
よく言われますね。

 

「積極的に考えれば人生が好転する」
という考え方です。

 

けれど、現実は
そう簡単ではないわけで。

 

「ポジティブになれ!」という提案は、
人間の本質をとらえていません。

 

そもそも活力があって、
自制心が強い人は、
ネガティブになりづらい。

 

簡単に言うと、

まず①ポジティブ思考になる。
すると②願いが叶う。

 

ただし

①と②は一足飛びではなく、
その間にいくつか行程が必要です。

 

仮に、精神的な葛藤を乗り越えて
ポジティブになれたとしましょう。

 

でも、それだけでは
願いはかないません。

 

もし叶ったとすれば

必ず他の条件も
満たしているはずです。

 

念じるだけで何かが起こる、
ということはないのです。

 

よく「感謝すれば運が良くなる」
というのもありますが、

あれなんて
まさに短角的な思考の典型です。

 

「感謝する」こと
意識的にやったらダメで、

もう無意識に
感謝体質にならないと
意味ないんです。

 

つまり

「感謝しなくちゃ」
「私は感謝してる」

といった感情がわいた時点で、
感謝していないんです。

 

つまり
感謝するなんて
当たり前のことだから、

それをあえて口に出したり

思考したりするのは
本質的に矛盾なのです。

 

本当に感謝できる人は素直な人です。

 

常に言葉のはしばしに
感謝の用語が散りばめられていて

口調とか笑顔とか、
ようは態度が既に
感謝モードになっているはず。

 

そういう人は
多くの人から愛され、
大切に扱われます。

 

だから運が良いのです。

 

これが、

金運を爆上げして
「欲しいもの」を手に入れる
重要なポイントです。

 

仮に1億円欲しいとします。

 

宝くじやギャンブルで
1億円を手に入れようと考えたりしないこと。

 

また、
コツコツと貯金して貯めても
500万円が限界です。

 

そうではなくて
「1億円収益が上がるシステム」
を学ぶことです。

 

「もっとお金があったら」
と考える人は
好きな物を手に入れるなんて
できないのです。

 

例えば
「お金さえあれば新規事業を始められる」
とか、

「あと数百万あれば機会を導入して、さらに収益を見込める」
という考えがベースにあるのは
現状に感謝できていない状態です。

 

こういう価値観のときは
いい人材が離れていきます。

 

そこにあるのは不満であり、

「もし▲▲だったら●●なのに」
という現実逃避と憧れだから。

 

ちなみに、これを
「反実仮想」と言います。

 

逆に
「どうしたら欲しいものが手に入るか」
を常に考える習慣があれば
人材が集まってきます。

 

「△△するためには何をすればいいんだろう?」
と考える方が建設的なのです。