迷う人や悩む人は、 目的地も不明瞭です

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
迷う人や悩む人は、
目的地も不明瞭です
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

 

運命学の立場からすると
「性格は生まれつきのものである」
と言うことができます。

 

なので、

「生まれたばかりの赤ちゃんは
真っ白で性格などない」

というのは誤りなんですね。

 

子供を何人か
育てたことのある母親なら
経験として理解できるはずです。

 

では、なぜ

生まれたばかりなのに
性格があるのか?

 

それは遺伝がほとんどで
胎児の時代に作られた部分もありますが

前世からの記憶もあるでしょう。

 

ここでいう遺伝というのは
「親に似る」
という意味ではありません。

 

親が内包している気質が
表面に出たということ。

 

親の気質を受け継ぎますが
表面化していない部分が
他にもたくさんあります。

 

ということで、

性格を変えるためには
まず自分自身を知ることから。

 

自分の気質を把握して
習慣で育まれた性格を
理解しましょう。

 

人は誰しも、

自分のことって
よく知っているようで

案外わかっていないのです。

 

で、大切なのは
「どんな人になりたいか?」
ということなんですね。

 

この場合の「どんな人?」とは、
習慣的性格を差しています。

 

「性格を変える」とは、

習慣的性格を変える
という意味だから、

習慣的性格が変われば
他者評価が変わるわけです。

 

そして、

その奥の狭義の人格も
少しずつ変化します。

 

なりたい自分になるべく、
行動を変容させていく。

 

習慣的性格は「行動の束」です。

 

だから、

行動を変えることで
性格の表面が少しずつ変化し、
最終的に根幹まで至るのです。

 

まず、
今自分はどこにいるか?

 

次に、
どこに行きたいか?

 

そして、
どのような手段で行くか?

 

それを決めてから
出発するわけです。

 

迷う人や悩む人は、
自分が今どこにいるのか
把握できていないし、
目的地も不明瞭です。

 

右に行けば着くのか
左に行けば着くのか

 

それがわからないから
迷うんです。

 

さらに、

自分が行きたい場所が
本当に自分の望む場所なのか

それも疑わしい。

 

周囲の人が
「いいよ」と言っていた
という理由で、

なんとなく行きたい場所で
あるような気がしている。

 

すると

実際に行ってみて
「ちょっと違う」
と感じてしまうんです。

 

生きたい場所が決まったら
そこへ行く方法を決めて、

準備を整えて
実際に出発する。

 

自分を好きになれない人は、
自分の気質と正反対の性格に
なろうと努力している。

 

それは徒労なので、
挫折に終わることが多いでしょう。

 

大切なのは、

自分の気質や人格を活かしながら
「態度と癖」を変えていくこと。

 

「強くなりたい」とか
「優しくなりたい」
という目標では甘い。

 

抽象的な目標を立てちゃうと
挫折しやすく、
敗北感に打ちひしがれる。

 

ゆえに、目標は
なるべく具体的に。

 

短期間で達成できる
分かりやすい目標が
望ましいのです。

 

人の意見に
よく耳を傾けること。

 

そして、

人の意見には
左右されないこと。

 

この2点を守れば、
誰でも成長することができ、

そして結果が出て、
必ず成功できるのです。