人間の本質を深く理解するべく 心理学や哲学の本を読破した

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
人間の本質を深く理解するべく
心理学や哲学の本を読破した
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

 

人間には「4つの気質」があります。

 

それが
「胆汁質・多血質・粘液質・憂鬱質」
です。

 

この4つの分類は
ルドルフ・シュタイナーが言い出したのではなく、
古代からあった思想です。

 

「4つの気質」は
年齢や状況によって変化します。

 

「自分はどの気質か?」
と考えるとき大切なのは、

「自分はどの気質の傾向が強いか」
ということです。

 

「胆汁質」は、
筋肉質で動作は激しくできぱき。

態度や言葉遣いがきちんとしており、
愛憎が激しく、怒りやすいが誠実。

リーダー的な存在。把握力に優れ、
すばやく物事を理解し、
結論を出したがる。

影響力を与えたがり、
権力的になりやすい。

それは自我が強いからです。

 

「憂鬱質」は、
苦悩に陥りやすく孤独を好む。
小さな字を書く。

外に対して無関心のように客観的だが、
じつは深刻に考える。

不満や苦悩が多い。
探求心が強くて懐疑的。
独創性に徹し、想像力が豊か。
自分の限界を感じ、壁を意識する。

人の言葉や行為に傷つき、
否定的にとらえ、悲観的になり、
殻に閉じこもる。

 

「多血質」は、
あらゆることに関心をもち、
楽しいことが大好き。

喜怒哀楽、快不快に敏感

社交的で、ユーモアがある。
美的感覚が鋭い。

他人の考えをすぐに理解し、
思いつきも想像力も豊かだが、
遊びの要素が多く、
飽きてやめるのも早い。

熟慮せず、簡単に結論を下す。
大きな仕事ができない。

感情に支配され、
絶えず変化する特徴を持つ。

 

「粘液質」は、
言葉遣いや態度に活気がなく、
鈍重な感じ。

歩き方もゆったりとして、
食べること、眠ることが好き。

好き嫌いをあまり表に現さず、
身長な判断をする。

持続力があり、
ひとつを長く考える。

待つことが得意で
チャンスに恵まれたら逃さない。

公正な態度を維持するが、
それが冷淡に思われる。

 

以上が「4つの気質」です。

 

自分の気質を知ることで、
自信の特性を認識するのです。

 

次に、

他の人の気質を知ることで、
他の人を理解するのです。

 

「あの人の態度が許せないのは、
自分が胆汁質で相手が粘着質だから」

と思うことができ、
感情の問題だから
どうでもよくなるわけです。

 

占星術に「地水火風」という
概念があります。

 

この「4つの気質」は、
それぞれ「地・水・火・風」に
割り当てられているわけです。

 

価値観は変わります。

けれど性格は変わらない。

 

自分の性格を

「変わればいいなぁ。
変えることが出来たらいいな」

というような弱い意志だと
何も変わらないのです。

 

けれど
有益な方向で努力すれば
必ず人間性は変わります。

 

僕は占い師という仕事を通して、
人格を向上させた人たちを
沢山見てきたので断言できます。

 

「性格なんて変わらない」

そのとおり。

 

ただし、それは
「気質」のことを言っているのです。

 

気質は一生変わらない。

 

なぜなら「変わらない性格」を指して
「気質」と呼んでいるからです。

 

「気質とは何か?」

 

それは、ひとことで言えば、
「外界とどう関わっているのか?」
ということ。

 

何人も育てたことのある母親なら
経験として知っているはずですが

「生まれたばかりの赤ちゃんはっ真っ白で性格などない」
というのは誤った価値観ですよね。

 

では、なぜ生まれたばかりなのに
性格があるのか?

 

それは遺伝と、
胎児の時代につくられた部分があるから。

 

遺伝というのは
親に似るという意味ではありません。

 

親が内包している気質が
表面に出たということ。

 

親は、その気質を持っていても
表面化していない部分があるのです。

 

 

f:id:icbm42239203:20201215120458j:plain