なぜ、こんなに多くの人が 占いにお金を払うんだろう?

----------------------
なぜ、こんなに多くの人が
占いにお金を払うんだろう?
----------------------

 

占い師になったばかりのころ

「なぜ、こんなに多くの人が
占いにお金を払うんだろう?」

と不思議に思っていました。

 

しかも、

ごく普通の一般的な人が多く
インテリ層の人までいるんです。

 

僕が占い師になることを
躊躇していた理由は

「ネクラで粘着質な人や
病的な人が来たら嫌だなぁ」

と思っていたからです。

 

でも、実際初めて見ると、
そういう人は少数だったのです。

 

多くの女性は、
女性に生まれたことを
運命的だと感じています。

 

運命を知るために、
占いが存在しているのです。

 

例え望んでいない結果が出ても

「あぁ、やっぱりそうか」

と考えることで
執着を手放すことができ、
元気にしてくれます。

 

占いに興味を持つ人は

「同意を得たい」

という気持ちが
強く働いているのです。

 

自分で決められない状況が続いたり
とらわれた感情を持った時、

占いの結果を受け入れることで、
自分と向き合うと、

停滞している状況に
流れが生まれたりします。

 

占いを全面的に頼るのはナンセンスですが

占いをほどよく利用するのは
クレバーな選択だからです。

 

女性は占いが大好きですよね。

 

雑誌の占いは圧倒的に
女性向けが多いですね。

 

では、なぜ女性は
占いが大好きなのでしょう?

 

多くの女性は若いころ、

「白馬の王子様が迎えに来る」
という幻想を抱く傾向にあります。

 

この思考は、
男性には存在しない感覚です。

 

シンデレラや白雪姫のように
突然現れた王子様が、
私の人生を大きく変える、、、

といった運命論が
男性に比べて圧倒的に強いのです。

 

これは、小さい頃から
女の子として教育を受けたからです。

 

また、
小さい頃は強かった女の子でも、

思春期を超えると
徐々に腕力で男の子に敵わなくなる
という経験をするからです。

 

女として生まれたのは私の運命だ
と思ってしまうのです。

 

運命は自分で決めるものではなく
「与えられるもの」という
消極的で受動的な考えになります。

 

すると、

「答えは神様しか知らない」
という考え方になってしまいます。

 

ですから、

運命を知る方法として
占いを求めようとするのです。

 

では、僕のような男たちは、
なぜ占い師になったのでしょう。

 

それには、
いくつかの理由があります。

 

男は基本的に、
「運命は自分で切り開く」
という思考をしています。

 

女性と違って
オカルトや宗教とか哲学に
まず興味を持ちます。

 

オカルトや宗教哲学から
占いの存在を知ったのです。

 

そして、

自分ではどうにもならない
占いの存在を知ったのです。

 

そして、

自分ではどうにもならない
出来事が重なると、

「これは運命のせいなのか?」
「場所の気が悪いのかな?」

と、ちょっぴり不安になるのです。

 

そういうとき
彼女や奥さんから

「あならも占ってもらったら?」

という助言を貰うのです。

 

中学の時に好きな女の子がいて
その子が読んでいる雑誌で占いを知りました。

 

彼女の気を引くために
占いに詳しくなったわけです。

 

始めて占い師に視てもらったのは
奥さんのススメでした。

 

正直、占い師は
ほぼインチキだと思っていました。

 

だから、
占いにお金を払うのは苦痛でした。

 

でも、仕事で悩んでいて
どうしてもと強く薦められました。

 

鑑定を受けてみると、

「へぇ、確かに当たってる」
「しかし、なぜ分かるんだ?」

となったのです。

 

「どうして当たるのか?」

と、その仕組みを
もっと知りたくなりました。

 

これが、

多くの男性が占いに
興味を持つキッカケです。