あなたは、自分自身を 正しく評価できますか?

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あなたは、自分自身を
正しく評価できますか?
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あなたは、自分自身を
正しく評価できますか?

 

自分の思い込みを
自覚できていますか?

 

人はどこかで、
自分は優れた能力を持っている
と、評価しています。

 

その考えが、
弱さや問題点を正しく
認識できなくしてしまうのです。

 

ノーベル経済学賞を受賞した
行動経済学の権威が
生徒を対象に行った調査によると

「自分の能力は平均以下」
と思っている生徒は、
わずか5%以下でした。

 

ほとんどの生徒は
「自分の能力を平均以上」
だと答えており、

なんと半数以上が
上位20%に入っている
と考えていたそうです。

 

これに似た話ですが、

Apple製のPCユーザー対象に、
なぜMacを利用しているのか?
とアンケートを取ったところ

「使いやすさ、デザイン、
容量などで判断して決めた」と答え

「憧れや流行に乗ったのではない」
との主張が大半だったそうです。

 

これらには

「自分は平均以上の存在だ」
というレイク・ウォビゴン効果が
働いているとされています。

 

レイク・ウォビゴン効果とは、

「平均以上効果」とか
「優越性の錯覚」とも言われます。

 

自分自身を内省するときに、
客観的視点が欠けていれば、

自分の能力を実際よりも
高く評価してしまいます。

 

ただし、

自己評価によって自信が付き
積極性に行動できるのであれば、

レイク・ウォビゴン効果は
有効だと言えるでしょう。

 

しかし実際には逆で、

自分の能力に過信することで
努力を怠ったり、

リスクを察知できなくなって、
大きな損失を被るケースが大半です。

 

現在の位置やレベルを
把握することができたら、

どのルートを通ってゴールを目指すか
方向性が明確になります。

 

さらには、いつまでに
どこまでなればいいのか
行動計画が設定できます。

 

行動計画をもとに

メンバーとコミュニケーションを取り
実行に移すことができます。

 

目標を目指しながら、

どこまで進んだのか?
方向性は間違えていないか?

不測の事態が起きた時、
迅速に決断を下せるか?

 

といった
客観的な判断力があるだけで
あなたは人生の勝者になれます。

 

そもそも「正しい判断」というものは
この人間界には存在しません。

 

人はそれぞれ
異なる価値観で物差しを定め、
自己流の正しさを信じている。

 

つまり、人によって
正しさが異なるのです。

 

自己評価とのギャップを
産める方法があるので
ぜひ知って欲しいです。

 

まず、
自分の思い込みに気付く。

 

人間は「思い込み」や「傾向」に
支配されやすい存在です。

 

自身を成長させるうえで、
思い込みは不要です。

 

まして、
思い込みが激しい人は、

「私は思い込みの激しい人物だ」
と気付いていません。

 

もしあなたが
そんな指摘を受けたら、

思い込みが激しい事実を
素直に受け止め、
改めるように心掛けてください。

 

指摘してくれた人へ
感謝ができれば、

頼れる知人が増えるし、
人望も厚くなるはずです。

 

思い込みが強い人は、
友達や仲間が少なく、
家族内での協力体制が脆弱です。

 

上司とのトラブルは
非地上茶飯事となるため
組織の中で活躍できません。

 

では、どうしたら
自分の思い込みに気付けるか
いくつか方法を列挙します。

 

まず、

なぜ自分はそう感じたのか
それを文章で書きだす。

 

次に、

今自分が何を
目指しているのか
文章で書きだす。

 

その上で、

相手や組織、会社の
良い部分を見つけて、
受け入れる姿勢を学ぶ。

 

最後に、

他人を許し感謝することしか
自分の成長に繋がらない
という根本原理を理解する。

 

以上の4つが
自分の思い込みに気付く
基本的なワークです。

 

さらに付け加えると、

複数の人から
厳しい評価を受けることは、

固定概念から解放される
きっかけになります。

 

日々の行動が
多様な価値観によって
解放されるのがこの世の常。

 

誤解されることを恐れず、
その感覚的なギャップを認識して
埋めるための行動をすればいいのです。

 

これを読んでいる
占い師の人達に
気付いて欲しいのです。

 

相談者さんたちは
客観的な評価を求めている
ということを。

 

個人の主観ではなく

何か別の根拠から見た
自分の本質に気付きたい、

という欲求から
「占いを受けてみようかな」
という意識になる

ということを。