宝くじは、勝った時点で すでに半分負けています

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宝くじは、勝った時点で
すでに半分負けています
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ウダツのあがらなかった人が
時期によって金運が開花する。

 

運命学で、
良く取り上げられる命題です。

 

とは言っても、
ほぼ変わらない日常生活で、

「何もしていないのに
いきなり大金が舞い込んだ」

なんてことは、まずありません。

 

いや、
あってはならないのです。

 

例えば「ギャンブル」とか
「宝くじ」というのが、
それに該当します。

 

いわゆる貧困層の人に
「金持ちになる方法とは?」
と質問すると
宝くじを挙げる人が多い。

 

しかし

同じ質問を金持ちにしても
宝くじを挙げる人はいません。

 

理由は簡単です。

 

宝くじは、
数ある金儲けの方法で

「テラ線」つまり
控除率(還元率ともいいます)が
いちばん高いからなんです。

 

宝くじは、
胴元の取り分が50%を超えるので
買った時点で半分負けています。

 

ちなみに、

ギャンブル要素が最も高い
パチンコの還元率は約90%で、
ボッタクリ店でも85%です。

 

ギャンブルの代表格とも言える
競馬・競輪・競艇でも75%程度。

 

パチンコのボッタクリ店より
マシですねw

 

かの有名なラスベガスでさえ
95%なので、
胴元の取り分は5%になります。

 

ギャンブルのマイナスイメージな
パチンコや競馬ですが、
宝くじよりは良心的なのです。

 

胴元が儲かるだけで
もっとも割に合わない。

それが宝くじなのです。

 

にも関わらず、
なぜ多くの人が求めるのか?

 

それは

「3億円」と言った巨額の金額に
目がくらんでいるだけ。

 

それを、テレビCMで
有名タレントを使って煽るため、
庶民がそそのかされているにすぎません。

 

しかし高額当選とはいっても
たかだか3億円。

 

中流サラリーマンの生涯所得が
3億円ですから、これだけでは
一生働かず「普通」の生活ができる
程度にしかすぎません。

 

「贅沢しながら遊んで暮らせる」
とは言えない金額なのです。

 

にもかかわらず
「宝くじで一発当てたい」
と考える人は、

当選してしまうと我を忘れ、
つい高級車に買い替え、
ブランド物を集めるようになり、

あげく家を買って、
浪費し続けるのです。

 

まかり間違って
「異性の気を惹くため」
に使いだしたら、
湯水のごとくなくなるでしょう。

 

さらに、

金目当ての人間が近づいてくるので
人間関係が劣悪化します。

 

まさに
百害あって一利なし、

これが宝くじなのです。