人間が消費するものの中で、 いちばん価値があるのは時間

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人間が消費するものの中で、
いちばん価値があるのは時間
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「時は金なり」
という言葉を知っていますか?

 

「時間と言うのは、お金と同じくらい重要」

という意味ですね。

 

「スピードがビジネスの勝敗を決める」

それが現代の構造です。

 

何もかも「早く早く」と
急き立てられる毎日に、
ストレスを感じる人も多いでしょう。

 

「昔の人はスローライフだったろうに」

なんて、古き良き時代に
思いを馳せる人もいます。

 

では、本当に昔の人は、
のんびりしていたのでしょうか。

 

メールや携帯、
TwitterFacebookなどのSNS
LINEやzoomなどネットの無料電話。

 

これらの発達で、

情報をやり取りするスピードが
日に日に速くなっています。

 

だからこそ、時間が短縮され、
できることも多くなりました。

 

昔は手紙、電報、固定電話でした。

 

あるいは実際に会いを運んで、
相手が来るまで待つしかなかった。

 

待ちぼうけをしたら、

「遅いから先に行くね」と
掲示板に書いていた時代が懐かしいです。

 

今よりも、格段に
手間も時間もかかりました。

 

それだけに、慌ただしく
今より忙しかったんですよ。

 

つまり、どの時代においても、
「時間」の価値観は重要なのです。

 

ちなみに

「時は金なり」ということわざは
200年以上前の言葉で、

ベンジャミン・フランクリン
というアメリカ人の名言です。

 

「時間には高い価値がある」

 

その考えは、はるか昔から
世界中で説かれていたんです。

 

古代キリシアにですら

「人間が消費するものの中で、
いちばん価値があるのは時間だ」

と言い切った哲学者がいました。

 

東洋にも
「光陰矢の如し」
という言葉があります。

 

千年以上も昔の中国人が
言った言葉ですよ。

 

「月日が過ぎるのはあっという間だから無駄にしてはいけない」

という意味です。

 

大昔から西洋も東洋も、
「時間は尊い」と考えていました。

 

なぜなら時間には、

人間のもっと本質的な部分が
絡んでいるからです。

 

例えば、

企画書をつくり
データをまとめて
報告書を作成する

 

これは仕事でも
趣味でも構いません。

 

そうした、ひとつの作戦を
何分でやるかを常に考える。

 

すると、

時間に対する感覚が
鋭くなっていくのです。

 

時間を意識するかしないかで、
結果に大きな差が出てきます。

 

しかし仕事のスピードには、
個人差がありますよね。

 

「早く仕上げればいいというものじゃないだろう」

という意見もあるでしょう。

 

確かに業種によっては、
大切な価値観かもしれません。

 

けれど、いずれにしても
時間を区切る意識は必要。

 

ダラダラせず、
決めた時間までに仕上げるよう
集中することです。

 

すると、そこに
メリハリが生まれます。

 

メリハリができることで
緩急の差が生じて
結果的に
時間の余裕が生まれる。

 

だから、遊ぶにしても
心置きなく遊べるわけです。

 

遊んでいる時
仕事のことを考えて
不安になるのは嫌ですよね。

 

だれでも平等に
与えられてる「時間」

 

だからこそ

時間に追われないで
時間を追いかけるんです。

 

「追われている」という
脅迫観念から開放されて、
自由な感覚を手に入れましょう。

 

これが成功者への道であり、
幸せの法則です。