優しいだけじゃ 悩みから救えないんです!

東洋哲学の本質をついた
素晴らしい考え方があります。

 

技術的なことより、
占い師だったら絶対必要な心構え。

 

それは、

「この相談者さんが元気になったらいいな」

という思いを深く秘めて鑑定する
ということです。

 

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優しいだけじゃ
悩みから救えないんです!
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「幸せになって欲しい」
と念力を込めるんですが、

これは

「幸せにしてやろう」
という欲ではいけません。

 

欲があると余分な感情が入って
効果が出ないんです。

 

同情しないで、共感する。

 

同情は依存させてしまうので
共感ですね。

 

占い師としての立場を踏まえて、
クライアントの状態を共に感じるのです。

 

ぼくたちは占い師の鑑定技術を
一生かけて磨き続けなければいけません。

 

それには、まず
固定観念を崩すように意識します。

 

技術があれば
知識を増やしたら食っていける?

 

いいえ、
そんなこともありません。

 

腕を上げつつ、
さらに感性を磨くこと。

 

成果を上げている先生から
直接指導を受けるめきです。

 

占術や歴史について
詳しく学ぶことは必須。

 

でも、
悩んでいる人を前にして
難しい話はしてはいけない。

 

まず、
心の痛みを取ることに
集中するのです。

 

それが真の占い師の仕事。

 

クライアントの
感情の扱い方を大切にね。

 

占い師同士の会話で、
相性が悪いお客がいてね、、、とか、
言い訳を聞くことがあるんです。

 

まぁ、確かに相性はある。

 

けれど、ほとんどの場合、
経験で解消できる問題です。

 

「来る者拒まず去る者追わず」

この姿勢が重要です。

 

どうしてそんな状態になったのか?
解決するにはどうしたらいいか?

これを考えるべきです。

 

鑑定の上達につながるからです。

 

優しいだけじゃ
悩みから救えないんですね。

 

人の心を救いたければ

それなりの知識を身に付けて、

占い師として、
さらに腕磨きを心掛けます。

 

クライアントを笑顔にするために
自分は占い師になったんだと。

 

この初心を、
毎日言葉に出して
自分に言い聞かせます。

 

立地条件だけでは
お客さんは集まりません。

 

立地条件と言うのは、

道1本奥まっただけで
雰囲気がまったく違うんです。

 

ちょっとした入口の雰囲気、
日の当たり方、風の抜け方など、
空間の要素って大事です。

 

看板や待合室、
鑑定室の雰囲気は

できるだけ
華美で目立つほうがいい。

 

そして、
とても大事なこと。

 

看板を毎日、
磨いていますか?

 

鑑定室はもちろん、
トイレの掃除をまめにし、

清潔な環境を保つことが
もっとも重要です。

 

お客さんが心地良いだけでなく、
まずはスタッフをはじめ、
自分自身が居心地が良いこと。

 

そういう店は、
長く愛されます。

 

愛される店、
愛される占い師は、

自分に厳しくて
表情や言葉を優しくしています。

 

優しいだけじゃ
悩みは消せません。

 

心持はドライに保ち、
接する態度は明るくウェットに。