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優しい人ほど性格が悪く、
はっきり言う人ほど
腹の中は真っ白だったりする
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僕たち占い師の仕事って
ずばりコミュニケーションです。
コミュニケーションっていうのは
「相手」あっての手段です。
接する人にも
色んなタイプがいます。
相手との相性が合えば
もちろん楽だけど、
感じが悪い相手だったら
かなり辛いですよね。
僕はコアな弟子たちに、
「良い人にだけはならないように」
と教えています。
この価値観は
今に始まったわけではなく、
すでに10代の頃から
固まっていました。
「あの人って、良い人だよね」
って、よく耳にする言葉です。
この言葉の本当の意味は
「良い人なんだけどね、、、残念」
というニュアンスなのです。
じゃあ
良い人かどうかって
相手の何を見て
判断しているのでしょう。
ポイントは「表情のスタンス」
「個の人、良い人だな」
と感じるたいていの場合、
当の本人は
「良い人と思われたい」
「嫌われたくない」
と思っていることが多いんです。
だから「良い人」は、
正論しか言わなかったりします。
例え本心は違っていても、
これは、
相手から否定されたり、
批判を恐れる心理が強いためです。
自分の本音を抑えて
相手に会わせることで、
自分も空いても傷つかずに済む。
つまり「無害の人」です。
自分の意見を遠慮して
相手に会わせて話をする人は、
「自分の意見が無い」
「八方美人」
という印象を
与えてしまいがちです。
そうした印象が強くなると、
「もしかして陰の私の陰口を言っているのかも？」
「調子の良いことを言っているだけかも」
なんて、邪推されてしまうんです。
というか「良い人」って
陰口をよく言っています。
良い人ほど性格が悪く、
はっきりいう人ほど
腹の中は真っ白だったりします。
「良い人」と思われたい
という意識とは裏腹に、
周りからは信用されず、
軽く見られてしまいます。
「理解されたい」と願うあまり、
誤解を生むなんて皮肉ですよね。
「良い人」には
こうしたデメリットがあるわけです。
逆に、
「良い人」と思われるのをやめて
カリスマ性を誇張した方が
占い師は成功しやすいのです。
