経営で苦しみたくない一心から 自分の占いを信じるようにした

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経営で苦しみたくない一心から
自分の占いを信じるようにした
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さて今回は
前回の続きを書きます。

 

人は潜在的
ロールモデルを求めます。

 

そして

 

目標とする人物が
複数である場合がほとんど。

 

というよりも、

複数のお手本がないと
成り立ちません。

 

なぜなら、

完璧な人間なんて
いないからです。

 

例えば、

誰か特定の人物をひとり決めて
ロールモデル」としてみる。

 

しかし

その人物について詳しく知るほど、

自分との生い立ちや環境の差が
浮き彫りになってきます。

 

仮にロールモデルどおりに実践し
失敗した場合、

その「差異」に
原因を求めてしまうのです。

 

「憧れ」から始まった関係ですから
反動も大きく、

最終的にロールモデルに対する
「失望」を招いてしまうわけです。

 

それを補うために
複数のロールモデルを求める
ことになる。

 

ところが、

ロールモデルが複数あるのは、
互いに欠点を補いあっているだけ。

 

いわば「いいとこ取り」と同じ。

 

ですから、

ひとつひとつが及ぼし影響力は
さほど大きくはないのです。

 

そういった意味では、

絶対的なロールもですなど、
ありえないということになります。

 

あくまで参考例であり、
あくまで目安のひとつ。

 

さて、
ぼくは問います。

 

はたして創業者たちに
ロールモデルは必要なのか?

と。

 

そもそもロールモデル
「あの人物のようになりたい」
という「あこがれ」の感情が
キッカケとなっています。

 

少年時代に憧れた
芸能人やスポーツ選手なども
ロールモデルのプロトタイプ
といえるかもしれません。

 

成長する過程では
お手本があった方が、

迷うことも少ないし、
自信を持って実践できる
というメリットもあるでしょう。

 

しかし、それは
自分が始動される側である場合
に限ります。

 

経営者は
組織を率いるリーダーです。

 

自分よりも上に立って、
引率してくれる人はいません。

 

つまり経営者自身が
ロールモデル」となることを
求められるわけです。

 

社長が従業員の
ロールモデルであるからこそ、
従業員はついてくるのです。

 

人に影響を与える側の人間が、
経営者の真の姿というわけです。

 

ロールモデルを求めるということは
「前例を踏襲する」ということ。

 

それはつまり、

経営者が持つべき「創業者の精神」
あるいは「開拓者の精神」とは
相反する性質にあるわけです。

 

厳密にいえば、

業種、時代、規模など条件によって
成功する要因は違ってきます。

 

仮にロールモデルを設定し、
その通りに実行しても
うまくいくとは限らない訳です。

 

前例がないからこそ、
創業者としてのカリスマ性が溢れ、

憧れの的であるロールモデル
なりうるのです。

 

よく、

「優秀な経営者には
有能な占い師がついている」

という話を耳にします。

 

はたして、それは
本当なのでしょうか?

 

よく質問されますので、
事実をお答えします。

 

ぼく自身、占い師になる前は、
単なる零細企業の社長でした。

 

そのとき、すでに
従業員の悩み、資金繰り、
女性問題、将来の不安などを、
ある易者に頼っていました。

ぼくだけではなく、

信仰を深めていた若手経営者の
なんと半数以上もが、

「良い占い師がいたら紹介してよ」

と聞いてくるほどです。

 

女性経営者は少数で、
ほどんど男性経営者でした。

 

あるとき
頼っていた易者が他界されました。

 

それからというもの、
ぼくの会社は右肩下がり。

 

人生も苦しみのどん底でしたね。

 

だから僕は一念発起して
みずから占い師になったのです。

 

「もう二度と迷いたくない!」

経営で苦しみたくない一心から、
自分の占いを信じるようにしました。

 

それからは

とても気が楽になり、
会社も成長しました。

 

結局は、

自分の信念をどこまで貫けるか
だと思います。

 

そういう姿勢の社長に
従業員は安心してついてくる。

 

だから、どんな局面でも
乗り越えられるわけです。

 

 

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