欠点は克服しなくていいんです。 もっと良い方法があるのだから

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欠点は克服しなくていいんです。
もっと良い方法があるのだから
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「あなたの欠点はなんですか?」

と聞かれた時、
すぐに思い浮かぶものありますか?

 

ちなみに、
僕は思い浮かびません。

 

なぜなら、自分で
欠点を自覚していないからです。

 

僕の欠点は、
友人や過去の恋人、
家族たちがよく知っています。

 

僕は欠点の無い優秀な人間ではなく
欠点を欠点と捉えないという発想の人間
だということです。

 

欠点を克服したい、と考えるよりも
もっと良い方法が存在します。

 

例えば、
僕は記憶力が良くありません。

 

思えるまでに時間が掛かるし、
思えた後も直ぐに忘れてしまいます。

 

しかし、それを
自分の欠点だと強く思い、

なんとか記憶力を鍛えようと
暗記作業に精を出しました。

 

記憶力を良くするための努力は
苦痛してしかたありませんでした。

 

得意ではないので、
時間が掛かる割に成果も出ず、
モチベーションが維持できなかったのです。

 

欠点は、
意識しすぎるとコンプレックスになり
それがネガティブな要素として
自分らしさを拘束してしまうでしょう。

 

めんどくさがりな僕は
記憶力が弱いという欠点を

努力によって克服するのをやめました。

 

そして、そのまま「利点」として
捉えてみようと考えたのです。

 

物事には二面性があります。

 

その一面だけ捉えて
欠点と思うのではなく、
捉え方を変えるのです。

 

すると
欠点を利点として
見直すことができたのです。

 

記憶力が悪いことが
利点となったのです。

 

悩みを翌日に持ち越さない。
悩んでいた原因を忘れるからです。

 

人から聞いた内緒話を秘密にできる。
聞いても忘れるから。

 

その結果、
いつも前向きでいられます。

 

だって、
ネガティブな記憶を忘れるから。

 

もちろん、

完全に記憶から
消えるわけではありません。

 

意識しなくなる程度に、
脳の表層記憶から消えるのです。

 

意識しなければ
悩み続けることもないし、

内緒話を誰かに話したくてしょうがない
という状況にもなりません。

 

重要なのは、
どんな欠点でも捉え方次第で役に立てる
ということです。

 

どんな悩みにも
必ず解決方があります。

 

発想の転換によって
欠点がコンプレックスとならなければ、
その欠点は乗り越えたことになるのです。

 

僕の場合、
記憶力が悪いことを克服せず、
そういう人間なんだと受け止めて
その欠点を可愛いと思うようにしました。

 

記憶力が悪いけれど、
仕事を上手くこなすことができたのです。

 

つまり
次の視点を考えるのです。

 

記憶力を鍛えるのではなく、
自分にあった記憶法を考えるわけです。

 

野茂毎の概観だけ大まかに把握して
枝葉末節はその理解の上で
自分の言葉で説明することにしたのです。

 

方法を変えるのです。

 

必要な知識だけ記憶し、
その知識を活用するのです。

 

そうなれば、
できていることと同じなんです。

 

自分の苦手な
細かいことを暗記する
といった作業をしないで
同様の効果を生み出したのです。

 

すべての物事には
かならず二面性があります。

 

だから捉え方次第で、
欠点とも利点ともなります。

 

自分の欠点をっマイナスに捉えたまま、
努力で克服しようとするのは
辛くて苦痛を伴う作業です。

 

効果も悪くなります。

 

発想の転換をしましょう。

 

欠点を克服しなくても、
そのまま利点として活用できる方法を
探してみるのです。