欠点は、意識し過ぎると コンプレックスになってしまう

あなたは「欠点」を
克服したいですか?

 

人間なら誰だって
欠点を持っています。

 

では、

「あなたの欠点はなんですか?」

 

そう聞かれた時、
すぐに思い浮かびますか?

 

ちなみに、僕は
思い浮かびません。

 

なぜなら、

自分で「欠点」なんて
自覚出来ないからです。

 

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
欠点は、意識し過ぎると
コンプレックスになってしまう
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

 

僕の欠点は、

友人や過去の恋人、
兄弟が良く知っています。

 

僕は欠点のない優秀な人間ではなく

「欠点を欠点と捉えない人間」
ということです。

 

たとえば、僕は
あまり記憶力が良くないんです。

 

憶えるまでに時間がかかるし、
憶えた後もすぐに忘れてしまう

そういう短所があります。

 

しかし、それを
自分の欠落部分だと強く思い、

なんとか記憶力を鍛えようと、
暗記作業に精を出しました。

 

けれども、

記憶力を良くするための努力は、
苦痛で仕方ありません。

 

得意ではないので、
時間が掛かる割に成果も出ず、

モチベーションが
維持できなかったのです。

 

このように欠点は、

意識し過ぎると
コンプレックスになったり、

それがネガティブな要素として
自分らしさを消してしまうという

危険性をもたらします。

 

なので、

記憶力が弱いという欠点を
「努力によって克服する」

というのをやめました。

 

そして、

そのまま直さずに利点として
捉えてみようと考えたのです。

 

物事には二面性があります。

 

その一面だけ捉えて
欠点と思うのではなく、

捉え方を変えるという思考法を
僕は陰陽論から学びました。

 

すると

欠点を利点として
見直すことができたのです。

 

記憶力が悪いことが
逆に利点となったのおです。

 

悩みを翌日に
持ち越さないようになり

悩んでいた原因を
忘れることができるからです。

 

また、

人から聞いた内緒話を
秘密にできる。

 

聴いても忘れるからね。

 

ネガティブな記憶を忘れるから
いつも前向きでいられます。

 

もちろん、

完全に記憶から消える
わけではありません。

 

意識しなくなる程度に、
脳の表面記憶から消えるのです。

 

意識しなければ
悩む続けることもないし、

内緒話を
誰かに話したくてしょうがない

という状況にもなりません。

 

重要なのは、

「どんな欠点でも、
捉え方次第で役に立てる」

ということです。

 

どんな悩みにも
かならず解決法があります。

 

発想の転換によって
欠点がコンプレックスに
ならなければ、

その欠点は
乗り越えたことになるのです。

 

僕の場合、

記憶力が悪いことを克服せず、
そういう人間なんだと受け止めて、

その欠点を
喜ぶことにしました。

 

記憶力が悪いけれど、
仕事を上手くこなせる。

 

つまり、
次の視点を考えるのです。

 

記憶力を鍛えるのではなく、
自分にあった記憶法を考えた

ということです。

 

考えるとは

「感(勘)を変える」

と、僕は思っています。

 

考えを変えることによって
悩むことがなくなり、
迷いも減っていく

という脳と心のシステムを
自我でコントロールできるのです。

 

環境が変われば、
必ず何かが変わります。

 

必要なのは
「勇気ある一歩」を
踏み出すことなんですね。