自分で解決できない問題は 誰かの手を借りなくてはいけない

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自分で解決できない問題は
誰かの手を借りなくてはいけない
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人生には
自分の力だけでは解決できない
多くの問題が起こります。

 

成功する人や幸福な人は、
他人の力を借りることが得意です。

 

気軽に相談できる人は
不幸になりにくいのです。

 

ところが
大人の6割以上が
仕事に関して悩みを持っています。

 

なんと、
その内半数以上が
「悩みを相談できない」
と考えているそうです。

 

さらに、
自殺を考えたことがある人に対して、
「誰かに悩みを相談したか」
という質問に、

60%以上が
「相談したことがない」
と答えています。

 

3分の2以上の人が、
生きるか死ぬかという重大な問題を
ひとりで悩み続け、
誰にも相談できないのです。

 

そもそも日本には
相談するという文化が
根付いていません。

 

人に相談することで
「相手に心配をかけてしまう」
と考えてしまい、
自分で抱え込むのです。

 

子どもが学校でイジメにあっても、
親に相談しないことが大半です。

 

相談できない人に
「なぜ相談しなかったのか?」
と質問すると、

「誰も解決できる問題じゃないので意味がない」
と答えるそうです。

 

たしかに険悪な人間関係は
所属している組織を抜けない限り
解決しないかもしれません。

 

しかし、

悩みや不安の原因が
取り除かれなかったとしても、

不安や苦しみの受け取り方や
考え方を変えることで
気持ちが和らぐものです。

 

占い師の鑑定を受けると、
憂鬱な表情で来た相談者さんが、
たった30分の占いだけでも
「気分が楽になった」と
笑顔で帰っていくのです。

 

問題解決というのは
原因の除去だけではありません。

 

不安やストレスを
取り除くことが目的なのです。

 

たった一度だけ
わずか30分の相談だけでも
不安やストレスが取り除けます。

 

相談には
ガス抜き効果があるからです。

 

相談しない理由に
「相談する人がいません」
と答える人も多いです。

 

実際は「相談できない」のではなく、
「相談しづらい」とか、
「相談するのが恥ずかしい」と、
自分でブロックをかけているのです。

 

あなたを心配している人、
気にかけてくれる人はいます。

 

その人達は
あなたの相談を歓迎してくれます。

 

大切なポイントは、
決める前に相談すること。

 

会社を退職する場合、
事前に上司へ相談をせず、
いきなり辞表を持ってくる人がいます。

 

事前に相談していれば、
会社側の譲歩や待遇改善が
引き出せたかもしれません。

 

相談せず
いきなり大きな決断をするのは
もったいないことです。

 

上司が信頼できない
という人もいるでしょうが、
部下の相談を受けるのが上司の責務です。

 

会社側だって
言われた初めて気付くこともあります。

 

相談しづらい相手であっても、
勇気を持って相談することで、
道が開けるのです。

 

自分で解決できなければ、
誰かの手を借りて良いのです。

 

多くの人が
あなたに手を差し伸べたい
と思っています。

 

そのことに気付きましょう。

 

道に迷っているとき、
黙っていたら誰も声を掛けてくれません。

 

しかし、
「道に迷っているのです」
と書けると、
詳しく教えてくれる人は多いです。

 

頼られると嬉しく感じる、
それが人間と言ういきものです。

 

自分の知識や経験を伝えることで、
人は承認欲求が満たされるからです。

 

相談できる人がいないというのは、
自分のプライドに捉われているだけ。

 

まず、相談する。
すると必ず扉は開きます。

 

壁にぶつかった状態だと
あなたの家族やビジネス関係者に
大きな迷惑をかけるかもしれません。

 

ストレスを軽くするために、
もっと気軽に相談できる人になりましょう。