例え言い分があったとしても、 まずは相手を理解しようとする

大きな事業をするとき、
他人の支援や協力は不可欠です。

 

また、結婚したり
家族を増やそうと考えた時、
パートナーの協力が重要です。

 

しかしながら、

だれ一人として
自分と同じ人間はいません。

 

全ての人が異なる考え方、
異なる感受性や欲求を持っています。

 

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例え言い分があったとしても、
まずは相手を理解しようとする
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良好な人間関係を保ち、
お互い気持ち良く仕事ができる。

 

それが効果的だと
知っているからこそ、

周囲との関係構築を
大切にしようとするわけです。

 

その決め手となるのが、
相手に対する尊重の姿勢です。

 

真剣に仕事を進めるとき、
細部の衝突は付きものです、

 

優先順位や能力の違いから、
自分が期待している行動が
得られないことはよくあります。

 

しかし、それは
その人の置かれている状況や
判断に基づいた結果であることを
前提に置かねばなりません。

 

成功する人は、
相手の立場や意見を尊重し、
丁寧に耳を傾けます。

 

例え言い分があったとしても、
まずは相手を理解しようと優先する。

 

相手を尊重する姿勢が
信頼関係を構築するからです。

 

その結果として
成功が返ってくるもの。

 

他人への尊重が足りない人は
自分の主張が強めです。

 

相手の言葉に耳を貸さず、
話を遮ってしまったり
結論を急ごうとします。

 

仕事ができる人、
尊重される人は、

会議などでも
同時に話したりしません。

 

誰かが話している時は、
黙って最後まで聞く。

 

相手が話終わったら、
隙を見て積極的に話をする。

 

これは謙虚さがあって
初めて為し得ることです。

 

そして美意識。

 

成功する人は、
自分の在り方や仕事に対して
美しさを追求します。

 

人の印象の9割以上は
見た目によって左右されます。

 

服装や髪形だけでなく、
髭やムダ毛のどの身だしなみ、

状態の姿勢やお辞儀、
手癖や足癖など、
外見上のあらゆる要素が、
相手からの評価となります。

 

例え有能であったとしても、

髪がボサボサ、猫背でガニ股、
清潔感を損なう印象であれば

この人とは一緒に仕事できない
と思われてしまいます。

 

高い美意識を持ち、
隙が無い外見を保つことは
信頼度が増します。

 

美意識は外見だけでなく、
言葉遣いや態度に現れます。

 

飲食店でスタッフに
横柄な態度を取る人がいますよね。

 

この人は仕事ができないだろうな
と感じてしまいます。

 

デキル人は、
言葉遣いが美しいです。

 

周囲に人が集まる人は、
親切にしてもらったら
すぐ「ありがとう」と返します。

 

やってもらって当然とせず、
気持ち良く謝意を示す。

 

誰に対してでも
謙虚に接することができるのです。

 

成功する方は、
仕事の過程にも美しさを求めます。

 

資料ひとつとっても、
過度なデコレーションをしないで、
フォントや文字の大きさを整える。

 

印刷設定を整えて、
簡潔で読みやすい文章を書く。

 

受け取る側への配慮から
自然にそうできるわけです。

 

こうした丁寧さが、
相手を尊重する謙虚さなのです。

 

仕事ができない人は
雑な資料を平気で提出してきます。

 

書体が整っていない、
印刷したら途中でページが切れる、
ダラダラと長い文章が続く。

 

自分のことしか考えず、
受け取った側まで考えが及ばない、
思慮が浅くて感性が鈍いわけです。

 

美しさにこだわることが、
仕事の質と評価を高めるのです。

 

物事の成果は
個人の力量だけで決まりません。

 

周囲との人間関係によって
大きく左右されるのです。

 

謙虚さを持って
お互い気持ち良く仕事する。

 

丁寧な接し方が人徳を高め、
それが成果となって
自分のもとに返ってくるのです。