若者だけでなく一般の大人でも 「縦軸」を苦手と感じている

人は誰でも
「幸せになりたい」
と願います。

 

幸せの状態って、
人によってまちまちですが、

仕事が円滑に進んで
好きな人と上手くやっている

というのは基本ですよね。

 

仕事も恋愛も家族の関係も
すべてコミュニケーションが
大切です。

 

人脈をさらに広げて、
多くの人から愛されるためには、

「縦のコミュニケーション」

が鍵となるのです。

 

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若者だけでなく一般の大人でも
「縦軸」を苦手と感じている
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チームプレイの基本事項で、
社会人としての常識に

「報告・連絡・相談」
という三原則があります。

 

通称「ほうれんそう」

 

業務を円滑に運ぶためのものですが
うまくできない職場が多いのも事実です。

 

とくに若年層は
「報・連・相」を苦手とする人が多い。

 

極論を言いますね。

 

そもそも、

「報・連・相が出来る若者なんていない!」
と、僕は考えているんです。

 

いや、若者だけではありません。

 

大人だって、
できない人が多いんです。

 

ですから、

「そんなこともできないのか!」
「社会の常識だぞ!」

と声を荒げたところで、
反感が募るだけで改善されません。

 

まずは

やったことのない若者と
同じレベルに目線を下げること。

 

そして、なぜ若手は
報・連・相ができないのか?

という理由を明確に認識しましょう。

 

それは彼らが、

親や教師、上司と言った
目上のコミュニケーション、

つまり「縦軸」を苦手と
感じてしまうからです。

 

逆に、

友人や同僚と言った
目線が似ている立場の人とは
まぁ円滑に意志の疎通ができます。

 

これが「横軸の関係」ですね。

 

そもそも友人と上司では
「縦と横の違い」があるのです。

 

四柱推命紫微斗数など
中国の占星術では、

「目上と目下」
「目線の同じ人物」

これらの関係は別軸であり、
それぞれ別のコミュニケーション能力だと考えます。

 

これは「誰との関係性か」ではなく

「どのコミュニケーションとの関係性か」
をみるからです。

 

コミュニティとは何かというと、
「同じ目的意識をもった同志」
の集まりです。

 

つまり若い年代は誰しも、
目的意識や価値観の違う人々と
関係を結ぶコツが解らないんです。

 

会社でいうと、

「制作と営業」
経理と人事」
「上司と部下」
「社長と従業員」

などが、
相反する関係とされています。

 

立場が違うと
価値観や目的意識が違う

と判断してしまうんですね。

 

ですから、お互いが

「自分には関係のないこと」
だと勘違いしてしまう。

 

なので、自然と「ほれんそう」を
しなくなるわけです。

 

そんな彼らに
「ほうれんそう」を実行させて、
円滑なやりとりをさせるには、

まず彼らの意識を根本から
帰る必要があります。

 

みんな会社という一隻の船に乗って
同じ目的地を目指す仲間なんだよ。

 

という共通認識を
知覚してもらうことです。

 

「ほうれんそう」なんていう略語を
いくら声高に叫んでみても、
意味がないんです。

 

なんのための
「ほうれんそう」なのか

 

それが、君にとって
どんなメリットがあるのか

 

これを説明してあげるのです。

 

その為に、
まず上司や社長が率先して
部下に報・連・相をするわけです。

 

「こんなプロジェクト考えたけど、うまくいくと思う?

 

「君だったらどうする?」

という感じで、
相談するように聞くわけです。

 

これが「縦軸の関係性」です。

 

もちろん回答に
期待などしてはいけません。

 

浅くて生意気な回答が
返ってくることを覚悟して
腹を立ててはいけません。

 

相手は未熟なので
しょうがないのです。

 

でも、相談された従業員は、
ちょっと嬉しく思うはずです。

 

これを根気よく何度か繰り返すと、

彼らにも徐々にですが
相談してくるようになります。

 

こうやって
価値観を共有させるわけです。

 

価値観が揃えば、
同じコミュニティに属する仲間になれます。

 

すると、少しずつ
意思の疎通が円滑になって、

 

報・連・相がいかに重要が気付く
というわけです。

 

最初は、みんな未熟なんです。

 

できなくて当然だし、
知らなくて当たり前。

 

それえをできるようサポートするのが
上司の仕事なんです。

 

 

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