タロットは人の心の奥深い部分を 映し出す「鏡」でもあるのです

ご存じのように、

いつの時代も
日本では占いが人気です。

 

そのなかでもタロットは、
特に初心者から注目されます。

 

タロットカードには
西洋占星術の4元素というのがあって
いろんな意味が込められています。

 

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タロットは人の心の奥深い部分を
映し出す「鏡」でもあるのです
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気候の移り変わりを
春・夏・秋・冬という
4つの季節に分けたのですが、

人間が体感する4つの分類は
季節だけではありません。

 

カードに描かれた絵は
ユニークで色彩豊か。

 

でも実は、

人の心の奥深い部分を
映し出す「鏡」でもあるのです。

 

全部で78枚あるタロットカードは
大アルカナと小アルカナで構成されています。

 

このうち小アルカナはトランプの原型で、
ゲームとして使用していたようです。

 

ですから、
4スートに分かれているのです。

 

問題は「大アルカナ」です。

 

「愚者」にはじまって
「世界」で終わる

この22枚のカードには

それぞれ特徴的な絵が
描かれています。

 

これは「愚者の冒険」として
ひとつの物語に仕立てられている

とする説もあります。

 

しかしその起源は、
イマイチはっきりしないため、

宇宙の謎が込められた魔術道具、
とよく言われています。

 

実際に占ってみるとわかるんですが、

タロットって
不思議な当たり方をするんです。

 

とくに心理面に関しては
驚くほど細かく
鮮明な回答がでます。

 

「あの人、どう思ってるの?」
「どうしたらうまく告白できる?」

 

こんな質問に、
明瞭な答えを出してくれます。

 

人の気持ちに対して
高い感度をもっているのです。

 

なぜ、人の気持ちが
出るのでしょうか。

 

大アルカナに描かれた絵は、
人が無意識に心に抱く原型だと
いわれています。

 

「原型」とは、

ユングという有名な心理学者が
提唱した考え方です。

 

たとえば

男と女
若者と老人
天使と悪魔

 

これらは、すべて
心の中に共通して持っている
イメージですよね。

 

こうした共通のイメージを使って、
心の中にあるヒントを導き出すわけです。

 

日本のタロットの本は
「占い方」が中心に書かれています。

 

「占いなんだから当たり前」

と思うでしょうが、
しかし欧米では
心理学者たちがタロット本の
著者である場合が多いんです。

 

そして占い方というよりは、
心理学や象徴学が重視された
内容になっています。

 

タロットは、
心理学者たちの好奇心を
くすぐり続けます。

 

それはカードに書かれた絵が、
人の心の奥深くを反映させた
構図だからなのです。


ゆえに、人の心に敏感に反応し、
的確な答えを導き出すわけです。

 

 

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