新しい挑戦への意欲が薄いと 生み出す創造性も乏しくなる

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新しい挑戦への意欲が薄いと
生み出す創造性も乏しくなる
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先日、とある男性相談者さんが

「それをやったら本当によくなるの?」
という言葉を使ったので、
きつくダメ出しをしました。

 

何かを勧められたとき、
「成功する保証があるならやってみよう」
と思っている人がいます。

 

しかしですね。

 

「やれば良くなる」
と分かっていることは、

みんなもそれに
気が付いてるんです。

 

そんなことやっても
先駆者にはなれません。

 

トップになるためには、
それがわかる前に
トライすべきなのです。

 

「じゃ、私は二番手でいいや」
と思った人は、
二番手にすらなれません。

 

「結果がわかってから動けばいい」

という考えだと、
いずれ行き詰まります。

 

トップを目指して
必死で走る数名のうち、
ごくわずかが表彰されるんです。

 

つまり、

最初から二番手を目指す人は
入賞なんてしないのです。

 

「結果が良いならやる」
「成功するのなら変える」
「儲かるのならやる」

 

そういう考えの人や企業には
「その他大勢」として生きる道しか
残されていないのです。

 

「これをやれば本当に儲かるのか?」

 

そんなのは、
誰にも分らないよね。

 

分からないからこそ、
考え、試し、
失敗しても諦めず、
分かるまで検討し続ける。

 

「成功することならやる」
という思考の人は、

いざやった時
常にタイミングが遅すぎて
「やっぱり変えなきゃっよかった」
と後悔するでしょう。

 

「頑張る」「努力する」
という言葉は具体的ではありません。

 

具体性を伴わない言葉は、
根性論でしかないのです。

 

そして、

「とりあえず長い時間、働く」
という不毛な結論に至ります。

 

頑張るだけでは
生長なんてしないんです。

 

正しい努力、
それは変化すること。

 

でも、なぜか
変化するのが怖い。

 

なぜ「変化し続けること」を
自分に課せる人が少ないのか。

 

それは恐らく
ふたつの理由があるでしょう。

 

ひとつは
「結果が良いと分かればやる」
というプロセスで思考してしまうから。

 

ふたつめは、

過去に手に入れたものを
捨てるのが怖いから。

 

変化はそれ自体が
とても有意義なこと。

 

だから、

結果が予想できる前に
動くといいです。

 

変化をためらうのは、
過去に手に入れたものを
捨てるのが怖いから。

 

今までの生活を維持するものを
変化したら捨てることになる。

という予感がする。

 

それが怖くて、
動けないのでしょうね。

 

築いた地位や境遇に固執する人は
自分を成長させることの
優先順位が低いわけです。

 

新しい庁瀬園への意欲が薄いと
生み出す創造性も乏しくなります。

 

しかしですよ、

今自分が持っているもの
過去に苦労して手に入れたもには
すでに成長のエネルギーがないんです。

 

長い時間かけて手に入れた地位、
苦労して手に入れた財産は、

「とにかく手放したくない」
という対象になる。

 

これから長い人生の時間を
「それを守るため」に使おうとする。

 

面白くもなく
意味がないと思っていても

「せっかく入った企業だからやめられない」
というのが一般の典型的な思考。

 

変化自体が
生長につながるのです。

 

仮に結果が
今より悪くなるかもしれなくても。

 

生長することが想像できるから
今を変えようと考えるのです。