仲間の励ましや支えがあって、 挫折を乗り越えられるのです

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仲間の励ましや支えがあって、
挫折を乗り越えられるのです
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「どうしても成功したい。
何を注意したらいいですか?」

 

という質問、
ほぼ毎日いただきます。

 

成功の鍵というのは、

迷わず始める熱意と
続けていくブレない意欲

この両輪ですよね。

 

継続の体験がない人は
いわゆる粘りがないのです。

 

小さいことでもいいので、
やり遂げた成功体験や
継続体験を持つこと。

 

それが自信につながります。

 

子供の頃は
親から褒められることで、
認められた喜びが後押しします。

 

「もっと頑張ろう」
「次はさらに上を目指そう」

と、動機付けが強まります。

 

褒めて伸ばすということは、
こういうことです。

 

ところが、
親が子に無関心だったり
逆に厳し過ぎると
褒められずに落ち着きます。

 

すると自尊感情とか、
有能感というものが持てないのです。

 

それと反対に、
達成できなかったとき
きちんと叱られたり、
ペナルティを科せられた
という経験がない。

 

つまり「罰を受けない」場合も
それなりに問題です。

 

「嫌な思いをしたくないから
歯を食いしばって頑張ろう」

という気持ちが生まれないのです。

 

褒める、叱るというのは
家庭教育の問題なんですね。

 

途中で挫折しやすい人は、
家庭教育が不足していたり、
そのバランスが悪かったりする。

 

我慢する訓練を
受けずに年だけ重ねてしまった。

 

見た目だけ老けて、
中身が育っていないわけです。

 

自分の責任を
自分でまっとうする。

 

この理念に基づいたしつけを
希トンと受けていないから、
途中で投げ出してしまうのです。

 

気力や精神力が弱くなり、
問題解決のために必要な知識、
スキルや経験が不足してしまいます。

 

知識や経験などを使って
実際に何かできることを
「スキルがある」というのです。

 

スキルの中で
最も重要なもの。

 

それが他者とのコミュニケーション
つまり「ソーシャルスキル」です。

 

1.ありがとうが言える
2.頭を下げられる
3.挨拶ができる
4.謝れる

 

これがソーシャルスキルの基本、
4つの「あ」です。

 

この4つの「あ」が欠けていると、
人間関係が円滑にできません。

 

できないこと、
分からないことがあった時、
誰かに教わることが大切です。

 

困難や障害に当たった時、
協力や助けを求めなくてはなりません。

 

誰でも必ず
行き詰まります。

 

「教えてください」
「手伝って欲しい」

と、気軽に言えるような
仲間が必要なのです。

 

どんな仕事も、
自分ひとりでは
完結できないからです。

 

チームを組んで力を合わせることで
短期間でクオリティの高い仕事になります。

 

それは依頼心とは違います。

 

仲間の励ましや支えがあって、
挫折を乗り越えられるのです。

 

こうした認識が間違っていると、
最終目標に到着できません。

 

頂上だけを見ていると、
「高すぎて登れない」
と気持ちが萎えてしまいます。

 

小さいことを軽視せず、
取り組める人は、

どんな小さな仕事でも
手を抜きません。

 

小さな成功を遂げる
体験の積み重ねが、
宝の山の入り口なのです。

 

達成すべき目標を、
まず具体的に揚げましょう。

 

目の前の小さな目標を、
ひとつずつクリアする。

 

そして、やり抜く。

 

「自分にもやれるんだ」
と感じることが、
目標を達成する原動力なのです。