占いの「結果」だけを伝えても 納得してくれません

日々、様々な相談が
寄せられます。

 

悩みの種類は
相談の数だけあります。

 

とくに恋愛相談に訪れる人は、
たいてい占いにいらっしゃる前、
周囲からさんざん否定されています。

 

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占いの「結果」だけを伝えても
納得してくれません
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なんとか解決しないものかと悩み、
周囲の友人らに相談すると、

おおむね、

「そんなオトコ
絶対やめた方がいいよ!」

なんて言われてるんですよね。

 

だからといって
解決策があるわけでもない。

 

どうしたらいいか、
まったく分からない状態で、
恐る恐る鑑定依頼をされるわけです。

 

だから占い師は
否定をしないんです。

 

たとえそれが不倫とか
モラルからはずれてたとしても。

 

なぜなら、ぼくは
道徳を説く聖人ではないし、

一般的な正論を振りかざす
偽善者でもないからです。

 

かといって
「大丈夫。きっと上手くいくよ!」
なんていう気休めとか
無責任なアドバイスはしません。

 

例えば

紫微斗数という占術。

 

その命盤には
人間の長所と短所、
愛情と嫉妬の両面の顔が
刻まれています。

 

ようは、命盤さえ
しっかり読み解く技術があれば

 

たとえ自分を見失っても
過ちを修正することが
容易に可能となるのです。

 

紫微斗数は、その人が今
「なぜ、恋愛で簗んでいるのか」
を教えてくれます。

 

その答えは、

 

将来出会う人勢の伴侶との
キッカケを作るためだったり、

欠点を克服するためだったり
その時々によって様々です。

 

おなじ恋愛相談役であっても、
僕が心掛けているのは、

「その後の結果」も見据えて、
「今何をすべきか」を言明すること。

 

目先の現状だけを見ると、
情念がこもった不倫や

愛称の悪い相手との恋愛は、
苦しく、続かないものです。

 

でも、先を見てみると、

あとに控えている
「運命の彼」と出会う為の
避けて通れない悩んだった、、、

ということもよくある。

 

人は成長することに
意味があるのですから。

 

かといって、

占いの結果だけを伝えても
納得してくれません。

 

なぜなら、人というのは
自分の将来に対して不透明だから。

 

「今の状況はこのまま変わらない」
「むしろ変わってしまうのが怖い」

とさえ思いこんでいます。

 

いや、そういうことすら
考えていないかもしれません。

 

年齢が若ければ、
なおさらそうでしょう。

 

そんな人の思い込みをよそに、
運命は「今」とは違う未来を
容易していたりします。

 

今の自分からは
想像もできない未来の結末は、
実際に体験してみないと
納得できないんです。

 

ですから、ぼくは
悩みの渦中にいる相談者に、

ただ未来の結果を伝える
という行為はしません。

 

ぼくらにとって占いは
単なる当てっこゲームでは
ないからです。

 

なぜ、今この悩みはあるのか?
その先にいったい何があるか?
そのために何をすればいいか?

 

これらを解明するための指標が
現代人にとっての占いなのです。

 

紫微斗数の命盤を使うことで、
客観的にみた、もうひとりの自分に気付く。

 

それが自分を変えるきっかけとなり
それに合わせて相手も変わる。

 

今の恋愛での悩んは、
将来の自分を明るく照らすためにある。

 

自分を成長させる
「楽しい試練」だと分かれば、

苦しいと感じていたことが
さほど気にならなくなります。

 

気が楽になる。


それが占いの存在価値かな、
って思ったりします。

 

 

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