仲間や友人を欲しがるのではなく 同志を求めてください

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仲間や友人を欲しがるのではなく
同志を求めてください
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占い師は原則一人ですが、
実は一人では成功しないんです。

 

この矛盾に気づき、
同志を重んじた者のみが
最高水準を体得できるのです。

 

そもそも
仲間と同志は違います。

 

いわゆる「仲間」とは
楽しい付き合いです。

 

しかし「同士」は
なにやら秘密めいた匂いがしませんか?

 

同志だと
「同じ志し」を持っている関係です。

 

普通人には
同志なんていなくても
友達さえいれば問題ないでしょう。

 

しかし、
経営者やビジネスマンには
同志の存在が不可欠なのです。

 

逆に、友だちというのは
あまり役に立たないものです。

 

大事なのは、

同志と同士の違いを
明確化していること。

 

同士の「士」は、
弁護士とか整備士などのように
「資格」や「立場」を表す言葉です。

 

それに比較して同志の「志」は、
「思想」を表す言葉。

 

つまり同士は、
資格・立場を共通にする人たちで、
同志は思想を共通する関係を表します。

 

目的や目標を持つ人には「理想」があります。

 

しかし、
その理想と現実とのギャップが
問題となるわけです。

 

この問題に有効な解決策を見出せないとき、
生まれてくるのが「悩み」です。

 

その理想に向かって改善し、
理想へ到達できる見通しが生まれれば

その問題は悩みではなくなります。

 

解決策が見つからない状態が
悩みを生み出すのです。

 

生きていると問題が生じますが、
悩みが発生してしまうと、

迷ったり、苦しんだりしながら
解決しようともがきます。

 

たしかに、
それで人は成長するでしょう。

 

世の中に問題を抱えていない人は
存在しないからです。

 

ただ、問題が山積みでも、
ン文美をプラスのエネルギーに変え、
そこから翻意を学び、
問題処理スキルを習得することで、
生きているのを実感できるし、
悩みを喜びに変えられるのです。

 


悩みとは、
感情と理性で生きている人間しか
持つことが許されません。

 

つまり人間の特権なのです。

 

無理にプラス思考をするのは、
難しいことのように感じます。

 

マイナス思考だからこそ
学問や芸術は発展したのです。

 

頭の中で
「ポジティブに考えることが大事」
と分かっていても、
心が追い付いてくるとは限りません。

 

プラス思考の難しさは

一度ネガティブに思った気持ちを
なかったことにし、
ポジティブにすり替えること

にあります。

 

一度好きになった人を
すぐ嫌いになれないように、

抱いた気持ちを無にするのは
容易ではないのです。

 

スポーツの世界で、
すでに審判が下した判定を覆すのは
とても難しいでしょう。

 

起こった出来事に対し、
感情をネガティブとするか
ポジティブとするかを判定するルール。

 

それが「信念」や「価値観」といもの。

 

安易なプラス思考は、
ルールブックに基づいて下された判定に

「ちょっと待って、
ネガティブと判定されたが、
本当はポジティブなのでは?」

と、審判の判断を覆そうとする状態。

 

プラス思考では、
ネガティブな気持ちを
「考えないようにしよう」とするが、

これは、審判に

「すみません、この判定を
無かったことにできませんか?」

と、お願いしている状態です。

 

すでに判定は下されているので、
結果を覆すこともなかったことにするのも無理。

 

プラス思考のときに起こる
「もっとポジティブに考えたい。でも…」
という、あの心の葛藤は、
審判と言い争っている状態だったのです。

 

そんなの、やめましょう。

すぐにやめて
そして切り替えるのです。

 

そのために、

菜かっまや友人を欲しがるのではなく
同志を求めてください。

 

 

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